2歳未勝利

レース展開

ダンスールクレールが馬群を引き連れる展開、体半分差の2番手にスリーアルペンが続く

ダンスールクレールが果敢にハナを切り、体半分のリードでレースを牽引。2番手にスリーアルペンが続く。そのあと、レッドラヴィータが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはルファルシオン、ワールドマッチ、ハクユウドルフィンら3頭。その1馬身後ろ、ボールドジャパンは中団前寄り。ライトニングロアーとジェニファーは中団馬群の真ん中を併走。カレンヴィットリアは中団後方の位置取り。2馬身以上差があって、メフィストワルツとカバーストーリーは後方4番手で前方各馬をうかがいながらの競馬。最後尾にダイシンロイ、スカイノフーサン、ウォルフラムらがいる隊列で最初のコーナーを通過。

カバーストーリーが電光石火の差し脚を爆発させて他の馬たちを一掃

先頭はダンスールクレールでリードは体半分。2番手にスリーアルペンとレッドラヴィータが続く。そのあと、ハクユウドルフィンが4番手。1馬身離れて、ルファルシオン、ワールドマッチ、ボールドジャパンらが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、8番手から抜け出したのはカレンヴィットリア。そのまま押し切るかに思われたが、後方4番手にいたカバーストーリーが次元の違う末脚を炸裂させ前にいた10頭をごぼう抜きし、最後は後続に1馬身半の差をつけて勝利を手にした。2着には、中団後方の位置からものすごい伸び脚を見せたカレンヴィットリアが続き、2着と1馬身半差の3着には、2番手の位置から力感溢れるフットワークでゴールまで走り切った1番人気のレッドラヴィータが入った。そこから1馬身遅れた4着には、逃げ粘ったダンスールクレールが入線、さらにクビ差の5着には、先行勢の後ろにいたワールドマッチが食い込んだ。2番人気のライトニングロアーは中団後方にいたがもうひと伸びが足りず6着に敗れた。