第8回 中日スポーツ賞4歳ステークス (G3)

レース展開

ハギノウィナーが隊列を引き連れる展開、2番手を追走するマダムビオーレ

ハギノウィナーが逃げを打つ恰好となり、リードを1馬身ほど確保してレースを引っ張っていく。単独の2番手にマダムビオーレが続く。その後ろ、スズカゴールドが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはビッグチャンプ。その1馬身後ろ、トロナラッキーとビコーペガサスは中団前め。イナズマタカオーとテンザンユタカは中団後方の位置。後方5番手でジックリと折り合い重視で運ぶのはマルカオーカンとツルマルガール。最後尾にエクセレンスロビンとリリーフがいる隊列で最初のコーナーを通過。

中日スポーツ賞4歳S、イナズマタカオーが中団前目から秀でた決め脚を見せて先行各馬を一気に捉える

先頭はマルカオーカンでリードは半馬身。2番手にハギノウィナー、スズカゴールド、ビコーペガサスらが続く。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、先頭のマルカオーカンが減速して後退する中、2番手から抜け出したのは1番人気のビコーペガサス。そのまま押し切る態勢だったが、中団前目にいたイナズマタカオーがぐんぐんと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は後続に1馬身1/4の差をつけてトップでゴールインした。2着には、2番手の位置から持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばした1番人気のビコーペガサスが続き、2着とクビ差の3着には、中団後方の位置から力強い脚捌きでゴールまで走り切ったツルマルガールが入った。そこからアタマ差遅れた4着には、中団前目で直線を迎えたテンザンユタカが入線した。2番人気のスズカゴールドは2番手にいたが最後一杯になって10着に敗れた。