万緑特別

レース展開

シュヤクが馬群を引き連れる形、直後の2番手にマルゲリータが取り付く

シュヤクが先手を取る形となり、リードを1馬身ほどキープして一団を引っ張っていく。単独の2番手にマルゲリータが続く。続いて、サーストンマイアミが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはカズノヘイロー。その1馬身後ろ、カットビングラリーは中団やや前。ユカナは中団馬群の真ん中あたりを追走。コイスルオトメは中団後方の位置取り。そのあと、ミッドナイトボーイとアレキサンドローズが8番手。ウエスタンビバは後方4番手に待機して前方各馬をうかがいながらの競馬。後方3番手でじっくりと折り合いに専念するのはローレンダンサー。後方2番手の位置で息を潜めて力をタメるのはマウンテンブルー。殿にワイレアがいる隊列で最初のコーナーを通過。

万緑特別、サーストンマイアミが武器である機動力を活かしたセオリー通りの競馬で3勝目を奪取

先頭はシュヤクでリードは1馬身。単独の2番手にマルゲリータが続く。そのすぐ後ろ、サーストンマイアミが3番手。1馬身離れて、カズノヘイローが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、絶好位にいた2番人気のサーストンマイアミが前を交わして先頭に立つと、不撓の闘魂で渋太く粘り続け、最後は後続に1馬身の差をつけて勝利を物にした。2着には、後方2番手の位置から弾けるように疾駆した1番人気のマウンテンブルーが続き、2着と1馬身1/4差の3着には、先行勢の後ろの位置から稟賦の負けん性を発揮してゴールまで力戦したカズノヘイローが入った。そこからハナ差遅れた4着には、中団後方で直線を迎えたコイスルオトメが入線した。