レース展開

エリモシャトレーゼがハナを切る形となり、後続との差を1馬身ほど確保して馬群を引っ張っていく。単独の2番手にキュートトリックスが続く。そのあと、イタリアカンコウが3番手の絶好位につける。その1馬身後ろ、ヤンキーズボーイは中団前寄り。ランドエクスプレスは中団馬群の丁度真ん中を追走。シルクウインドは中団後方の位置取り。後方3番手でじっくりと折り合い重視で運ぶのはリトルターン。後方2番手の位置でじっとして力を溜めるのはダッシュツキコ。シンガリにリコーピンクがいる隊列で最初のコーナーを通過。

21・22会結成10周年杯、キュートトリックスが武器である先行力を活かした好位追走の立ち回りで単勝一倍台の評価に応える

先頭はエリモシャトレーゼでリードは1馬身。単独の2番手にキュートトリックスが続く。その後ろ、ランドエクスプレスが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、2番手にいた1番人気のキュートトリックスが次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は後続に1馬身半の差をつけて勝利を掴んだ。2着には、3番手の位置から矢のような伸びを見せた2番人気のランドエクスプレスが続き、2着と4馬身差の3着には、逃げ粘ったエリモシャトレーゼが入った。