4歳以上500万下

レース展開

サイレントクロップが馬群をリードする形、直後の2番手にエリザベートアスクが続く

サイレントクロップがハナを奪う恰好となり、後続との差を1馬身ほどキープして馬群を牽引。単独の2番手にエリザベートアスクが続く。続いて、マイネエミリーとウアジェトが3番手の好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはソロデビューとシュピッツェ。その2馬身以上後ろ、オルレアンノオトメとニシノキミヨは中団やや前。アルアマーナ、ヴィーヴァブーケ、スマイルヴィジットらは中団後方の位置取り。ラミアプリマベーラは後方5番手に控えて機を待つ。後方5番手で腰を据えて折り合いに専念するのはリングネブラとフローリストライフ。後方2番手の位置でひっそりと脚をタメるのはカネトシカトリーヌ。ポツンと離れたしんがりにクラウディーハートがいる隊列で最初のコーナーを通過。

リングネブラが中団前目から力強い末脚を爆発させて前の各馬をしっかりと交わす

先頭はサイレントクロップでリードは1馬身。単独の2番手にウアジェトが続く。そのすぐ後ろ、マイネエミリー、エリザベートアスク、シュピッツェらが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、3番手から抜け出したのはシュピッツェ。そのまま押し切る態勢だったが、中団前目にいた2番人気のリングネブラが目を見張るような末脚を爆発させてシュピッツェを差し切ると、最後は3/4馬身の差をつけて勝利を収めた。2着のシュピッツェから半馬身差の3着には、中団前目の位置から力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったヴィーヴァブーケが入った。そこから1馬身1/4遅れた4着には、中団後方で直線を迎えたソロデビューが入線、さらにクビ差の5着には、逃げ粘ったサイレントクロップが食い込んだ。