レース展開

ハクサンボタンが全馬を引っ張る形、そのあとを追走するカナザワクリステル

ハクサンボタンが主導権を奪う形となり、後続との差を1馬身ほどキープして馬群を牽引。単独の2番手にカナザワクリステルが続く。続いて、トレボウソレイユが3番手の絶好位につける。その1馬身後ろ、タグヤは中団前め。ノースヒビキは中団馬群のちょうど真ん中を追走。アイアスとケンブリッジベストは中団後方の位置。後方3番手でジックリと折り合い重視で運ぶのはキラメキビジョン。後方2番手の位置でひっそりと末脚を温存するのはタッチペガサス。殿にドリームハットがいる隊列で最初のコーナーを通過。

2021JBCまであと30日、カナザワクリステルが途中で先頭を奪い、そのまま後続を退ける安定感のあるレース運びで断トツの支持に応える

先頭はカナザワクリステルでリードは1馬身。単独の2番手にハクサンボタンが続く。そのすぐ後ろ、トレボウソレイユが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、依然として先頭を疾走する1番人気のカナザワクリステル。そのままカナザワクリステルが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は後続に3馬身の差をつけて勝利を掴み取った。2着には、3番手の位置から迫力十分の伸び脚で猛進したトレボウソレイユが続き、2着と1馬身差の3着には、中団前目の位置からゴールまでジワジワと伸びたタグヤが入った。2番人気のキラメキビジョンは中団にいたが決め手が足りず4着に敗れた。