ファイナルレース

レース展開

ジュダムが一団を引き連れる形、そのあとにスレイプニルが取り付く

端に立ったのはジュダム。リードを1馬身ほど保って集団を先導。単独の2番手にスレイプニルが続く。そのあと、ウィステリアカットが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはゴールデンマックス。その1馬身後ろ、ジョージバジーは中団前目。アドマイヤジャガーは中団馬群の真ん中を追走。プロセキューションは中団後方の位置。ウエスタンバラードは後方4番手に控えて他馬の様子をうかがいながらの競馬。後方3番手でじっくりと折り合い重視で運ぶのはエイドリアーン。後方2番手の位置でじっと我慢して脚をタメるのはトライチャンス。殿にブルジョワがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ファイナルレース、ウィステリアカットが途中で先頭に躍り出て、そのまま後続を封じ込む貫禄のあるレース運びで快勝

先頭はジュダムとウィステリアカットでリードは1馬身。スレイプニルが3番手。1馬身離れて、ジョージバジーが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、単独で先頭に立ったのはウィステリアカット。そのままウィステリアカットが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は後続に1馬身の差をつけてトップでゴールに入った。2着には、先行勢の後ろの位置から迫力満点の伸び脚で驀進したジョージバジーが続き、2着と3/4馬身差の3着には、逃げ粘ったジュダムが入った。そこから2馬身遅れた4着には、中団後方で直線を迎えたトライチャンスが入線した。1番人気のアドマイヤジャガーは後方3番手にいたが見せ場なく10着に敗れた。2番人気のスレイプニルは絶好位にいたが最後一杯になって6着に敗れた。