第35回 珊瑚冠賞

レース展開

グッドヒューマーがハナを切る展開、そのすぐ後ろを追走するジョウショーリード

グッドヒューマーが逃げる形となり、後続との差を1馬身ほど確保して一団を牽引。単独の2番手にジョウショーリードが続く。その後ろ、ナムラゴロフキンが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはアヴァンセ。その1馬身後ろ、ヒカリオーソは中団前め。ガルボマンボは中団馬群の真ん中付近を追走。スペルマロンは中団後方の位置取り。その直後、ジャッキーが8番手。ジョウショーモードは後方4番手に待機して前方各馬を見ながらの競馬。後方3番手でジックリと折り合いをつけるのはサンライズナイト。後方2番手の位置で末脚を温存するのはマイネルボーダレス。最後方にゴールデンブレイヴがいる隊列で最初のコーナーを通過。

珊瑚冠賞、グッドヒューマーが古馬の底力を見せる様な堂々たる走りで勝利数を17に伸ばす

先頭はグッドヒューマーでリードは1馬身。単独の2番手にジョウショーリードが続く。その後ろ、アヴァンセが3番手。1馬身離れて、ジャッキーが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、尚も先頭を突き進むグッドヒューマー。そのままグッドヒューマーが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は後続に2馬身の差をつけて勝利を掴んだ。2着には、3番手の位置から矢のような伸び脚で猛追したアヴァンセが続き、2着と3馬身差の3着には、2番手の位置から天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘したジョウショーリードが入った。そこから1馬身半遅れた4着には、先行勢の後ろで直線を迎えた10番人気のジャッキーが入線した。1番人気のガルボマンボは中団前目にいたが見せ場なく6着に敗れた。2番人気のスペルマロンは8番手にいたが伸びきれず7着に敗れた。