アヴァンセ（2016年生、母Above Heaven）

経歴

デビュー前

3歳（2019年）

1月19日、デビュー戦は福永祐一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は474kg。16頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では豪快に終いの脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のオーブランに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3月2日、中5週で迎えた2戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったクリソベリルに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

3月17日、中1週で迎えた3戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（阪神ダート1800m 小雨/稍重）に出走。13頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に敗れた。

5月26日、中9週で迎えた4戦目は、3歳500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は福永祐一騎手（1戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では切れ味のいい末脚を繰り出したが、3着に終わった。

6月8日、中1週で迎えた5戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手（2戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のクレッセントムーンに2馬身半の差をつけて2勝目を手にした。

8月4日、中7週で迎えた6戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳G3のレパードステークス（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。15頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

4歳（2020年）

2月9日、約6か月半の休み明けで迎えた7戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラス（京都ダート1900m 曇/良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に敗れた。

3月1日、中2週で迎えた8戦目は、岩田望来騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上2勝クラスの伊勢特別（中京ダート1900m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のニシノアメイズを半馬身振り切って先頭ゴールを果たした。

5月30日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上3勝クラスの東大路ステークス（京都ダート1800m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。端を取り切り、非常に遅いペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目覚ましい伸び脚で驀進したが、ケイアイパープルに3/4馬身交わされて2着となった。

12月27日、約7か月の休養明けで馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた10戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上3勝クラスのフォーチュンカップ（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではいいところがなく15着に終わった。

5歳（2021年）

1月17日、中2週で迎えた11戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、4歳以上3勝クラスの雅ステークス（中京ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では伸びが劣勢になり16着に敗れた。

6月5日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた12戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上3勝クラスの松風月ステークス（中京ダート1800m 曇/重）に出走。16頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り11着に終わった。

6月27日、中2週で迎えた13戦目は、木幡巧也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上3勝クラスの甲州街道ステークス（東京ダート1600m 曇/良）に出走。15頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く6着に終わった。

8月1日、中4週で迎えた14戦目は、ハンデ戦で3歳以上3勝クラスの柳都ステークス（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡巧也騎手（1戦0勝）。15頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走し、5着を確保した。

8月22日、中2週で迎えた15戦目は、3歳以上3勝クラスの薩摩ステークス（小倉ダート1700m 小雨/不良）に出走。鞍上は幸英明騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

12月25日、約4か月の休み明けで迎えた16戦目は、団野大成騎手を鞍上に迎えて、3歳以上3勝クラスの摩耶ステークス（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

6歳（2022年）

1月5日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上3勝クラスの招福ステークス（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は津村明秀騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

2月26日、中6週で迎えた18戦目は、藤懸貴志騎手を鞍上に迎えて、4歳以上3勝クラスの伊丹ステークス（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では伸びを欠き15着に終わった。

3月21日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた19戦目は、永森大智騎手を鞍上に迎えて、妙見山特別（高知ダート1400m 曇/重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のリュウノボサノバに6馬身の差をつけて久々に勝利を挙げた。

4月9日、中2週で迎えた20戦目は、陽春特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で永森大智騎手（1戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のフォーカードに5馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

5月7日、中3週で迎えた21戦目は、丸山台特別（高知ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で永森大智騎手（2戦2勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマイネルブロッケンに8馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

7月2日、中7週で迎えた22戦目は、四万十川特別（高知ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で永森大智騎手（3戦3勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のカバジェーロに3馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

7月30日、中3週で迎えた23戦目は、佐原秀泰騎手を鞍上に迎えて、エピカリス賞（高知ダート1800m 雨/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

9月20日、中6週で迎えた24戦目は、一般A3（高知ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は永森大智騎手（4戦4勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のシンコーマーチャンに3馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

7歳（2023年）

5月30日、約8か月半の休み明けで迎えた25戦目は、岡村卓弥騎手を鞍上に迎えて、一般A3（高知ダート1600m 雨/不良）に出走。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に敗れた。

6月17日、中2週で迎えた26戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、一般A3（高知ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に敗れた。

7月2日、中1週で迎えた27戦目は、一般A B（高知ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は永森大智騎手（5戦5勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に敗れた。

7月16日、中1週で迎えた28戦目は、地方重賞のトレノ賞（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は岡村卓弥騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

7月29日、中1週で迎えた29戦目は、一般A B（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡村卓弥騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず5着に敗れた。

8月20日、中2週で迎えた30戦目は、所蛍騎手を鞍上に迎えて、建依別賞（高知ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。

9月3日、中1週で迎えた31戦目は、りりかおめでとう特別（高知ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は永森大智騎手（6戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、抜け出したスリングショットにクビ差届かず2着に甘んじた。

9月18日、中1週で迎えた32戦目は、珊瑚冠賞（高知ダート1900m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で永森大智騎手（7戦5勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で猛追したが、抜け出したグッドヒューマーを差し切れず、2馬身差の2着となった。

10月8日、中2週で迎えた33戦目は、オパール特別（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で永森大智騎手（8戦5勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず7着に敗れた。

10月21日、中1週で迎えた34戦目は、レッドファルクス賞（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岡村卓弥騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた35戦目は、黒潮マイルチャンピオンシップ（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は永森大智騎手（9戦5勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に終わった。

12月2日、中3週で迎えた36戦目は、キセキ賞（高知ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で永森大智騎手（10戦5勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

12月31日、中3週で迎えた37戦目は、高知県知事賞（高知ダート2400m 晴/重）に出走。鞍上は岡村卓弥騎手（4戦0勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では天授の負けん性を発揮してゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

8歳（2024年）

1月21日、中2週で迎えた38戦目は、ジャニュアリー特別（高知ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は永森大智騎手（11戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったダノンジャスティスに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

2月11日、中2週で迎えた39戦目は、一般A2（高知ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で永森大智騎手（12戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったカドフィールに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

2月25日、中1週で迎えた40戦目は、令月特別（高知ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で永森大智騎手（13戦5勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

3月3日、連闘で迎えた41戦目は、御厨人窟賞（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は岡村卓弥騎手（5戦0勝）。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に終わった。

3月17日、中1週で迎えた42戦目は、弥生特別（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は永森大智騎手（14戦5勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず最後はペイシャワキアと並んで7着同着となった。

3月24日、連闘で迎えた43戦目は、林謙佑騎手を鞍上に迎えて、マーチ特別（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に終わった。

4月14日、中2週で迎えた44戦目は、二十四万石賞（高知ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は永森大智騎手（15戦5勝）。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。