第50回 報知オールスターカップ (S3)

レース展開

エミーズパラダイスが一団を先導、そのあとにオオエライジンが続く

エミーズパラダイスが端をきる恰好となり、後続を1馬身ほど離して一団を先導。単独の2番手にオオエライジンが続く。そのすぐ後ろ、スターシップが3番手の絶好位につける。その直後、アウトジェネラルは好位に収まる。先団後ろのポジションに付けたのはウインペンタゴン。その1馬身後ろ、ヴォルテックスは中団前目。ジャングルスマイルは中団馬群のど真ん中を追走。アドマイヤシャトルは中団後方の位置取り。その後ろ、シーズザゴールドが9番手。サイレントスタメンは後方5番手で機をうかがう。カネトシパサージュは後方4番手に待機して前方各馬を見ながらの競馬。後方3番手で腰を落ち着けて折り合い重視で運ぶのはパワーストラグル。後方2番手の位置でひっそりと末脚を温存するのはタマモクリエイト。しんがりにファイアーベルがいる隊列で最初のコーナーを通過。

報知オールスターC、オオエライジンが古豪の地力を示す様な迫力十分の走りで勝利数を15に伸ばす

先頭はオオエライジンでリードは1馬身。単独の2番手にアウトジェネラルが続く。そのあと、エミーズパラダイスが3番手。そのすぐ後ろ、スターシップが4番手。1馬身離れて、ウインペンタゴンとジャングルスマイルが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、先行馬がなかなか止まらない中、依然として先頭を走る1番人気のオオエライジン。そのままオオエライジンが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は懸命に食い下がるアウトジェネラルをハナ差で抑え込み勝利を物にした。2着のアウトジェネラルから2馬身差の3着には、4番手の位置からじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったスターシップが入った。そこからクビ差遅れた4着には、中団前目で直線を迎えたタマモクリエイトが入線、さらにクビ差の5着には、中団後方にいたパワーストラグルが食い込んだ。2番人気のエミーズパラダイスは絶好位にいたが最後一杯になって8着に敗れた。