第37回 アルゼンチン共和国杯 (G2)

レース展開

タガノビジョンが一団をリードする形、そのあとにショウナンアクティとセザンファイターが取り付く

タガノビジョンが主導権を握る形となり、リードを1馬身ほど保って集団を先導。2番手にショウナンアクティとセザンファイターが並ぶ。そのあと、マジックシンガーとホットシークレットが4番手の好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはマリアジュダムール。その1馬身後ろ、インターフラッグとマーベラスタイマーは中団前目。ロングワールド、ダイワオーシュウ、シグナスヒーローらは中団馬群の真ん中を併走。シンコウシングラーとゴーイングスズカは中団後方の位置。ミラクルタイムとロングシコウテイは後方4番手で他馬の様子を見ながらの競馬。少し離れて、後方2番手の位置で脚をタメるのはローゼンカバリーとアイシャルテイオー。どん尻にセイウンエリアがいる隊列で最初のコーナーを通過。

アルゼンチン共和国杯、マーベラスタイマーが直線入り口で先行勢に並びかける攻めの立ち回りで重賞ウィナーの称号を掴み取る

先頭はタガノビジョンでリードは1馬身。2番手にショウナンアクティとホットシークレットが続く。そのすぐ後ろ、インターフラッグとマリアジュダムールが4番手。1馬身離れて、マジックシンガー、ダイワオーシュウ、マーベラスタイマーらが6番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、4番手から抜け出したのはマリアジュダムール。そのまま押し切る態勢だったが、先行勢の後ろにいたマーベラスタイマーが豪快な末脚を炸裂させてマリアジュダムールを交わすと、最後はクビ差先着してトップでゴールインした。2着のマリアジュダムールから1馬身1/4差の3着には、中団後方の位置からキレのいい末脚を繰り出した2番人気のシンコウシングラーが入った。そこからクビ差遅れた4着には、好位で直線を迎えたインターフラッグが入線、さらに1馬身3/4差の5着には、中団後方にいたゴーイングスズカが食い込み、1番人気に推されたダイワオーシュウは先行勢の後ろからジワリジワリと末脚を伸ばしたそこからクビ差の6着に敗れた。