第1回 ブルームカップ

レース展開

リストンが集団を牽引、2番手の位置にワールドミッションが取り付く

リストンが端を奪う形となり、リードを1馬身ほど保って集団を先導。単独の2番手にワールドミッションが続く。続いて、インナーサンクタムが3番手の絶好位につける。その1馬身後ろ、フィアスサーメットは中団前寄り。ペップセは中団馬群の丁度真ん中を追走。メイクストームは中団後方の位置。そのあと、ホープアイランドが7番手。後方3番手で腰を据えて折り合いに専念するのはトゥーナトライ。後方2番手の位置でひっそりと脚を溜めるのはメイショウボンゴチ。しんがりにソルレベンテがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ブルームC、ペップセが自分から進出する積極果断なレーススタイルで5勝目を獲得

先頭はリストンでリードは1馬身。単独の2番手にペップセが続く。そのすぐ後ろ、インナーサンクタムが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、依然として先頭で粘り続ける1番人気のリストン。そのまま押し切る態勢だったが、2番手にいた2番人気のペップセが次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は後続に2馬身半の差をつけて勝利を物にした。2着には、逃げ粘ったリストンが続き、2着と3馬身差の3着には、中団の位置から力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったメイクストームが入った。