4歳未勝利

レース展開

クエストアフターが集団を率いる形、体半分差の2番手にパブロカラノテガミが取り付く

端を奪ったのはクエストアフター。半馬身のリードで集団を牽引。2番手にパブロカラノテガミが続く。そのすぐ後ろ、マザーラドクリフが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはナミカゼバージニアスカイアイアルカングら3頭。その1馬身後ろ、スイングモアは中団前め。エプソムマックスアキレウスは中団馬群のちょうど真ん中を併走。シャドーウルフアイザゴールドは中団後方の位置。そのあと、ファーストスマイルが12番手。ミノリハマナスレイトンストーンは後方5番手に控えて機を待つ。コハクローマンは後方4番手に待機して機をうかがう。2馬身以上離れて、後方3番手でじっくりと折り合い重視で運ぶのはソンジュ。さらに2馬身以上差があって、後方2番手の位置でじっと息を潜めているのはイシノナイト。しんがりにスパアブクマがいる隊列で最初のコーナーを通過。

アイアルカングが類まれなレースセンスを活かした手堅い走りで待望の初勝利を挙げる

先頭はクエストアフターでリードは1馬身。単独の2番手にパブロカラノテガミが続く。そのあと、マザーラドクリフが3番手。そのすぐ後ろ、バージニアスカイが4番手。1馬身離れて、ナミカゼアイアルカングが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、先行勢の後ろにいたアイアルカングが豪快な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は後続に1馬身1/4の差をつけてトップでゴールインした。2着には、中団後方の位置から逸出した伸び脚で追い上げたコハクローマンが続き、2着と半馬身差の3着には、中団の位置からパワフルな末脚を発揮した2番人気のエプソムマックスが入った。そこから半馬身遅れた4着には、絶好位で直線を迎えたマザーラドクリフが入線、さらに1馬身1/4差の5着には、後方3番手にいたソンジュが食い込み、さらにそこからクビ差の6着にはファーストスマイルが入った。1番人気のスイングモアは中団前目にいたが見せ場なく8着に敗れた。