3歳未勝利

レース展開

ハトマークレディが全馬を率いる展開、その半馬身後ろを追走するタランテュー

ハトマークレディが主導権を奪い、体半分のリードでレースを牽引。2番手にタランテューが続く。そのすぐ後ろ、テイエムダグラスが3番手の絶好位につける。その直後、ヴィクトリアマンボとスペードクイーンは好位を確保。先団後ろのポジションにいるのはソラーレとマリエラ。その1馬身後ろ、ナムラルーシーとザマーチャンは中団前め。スマートシモーヌ、ベリースコール、メイショウルルド、ツースタークらは中団後方の位置取り。ヒルノサルバドールは後方5番手に控えて前方各馬をうかがいながらの競馬。2馬身以上空いて、後方5番手で腰を落ち着けて運ぶのはグルーヴィタイムとティーソフィア。少し離れたどん尻にサダムノンノとイージーゴーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

スマートシモーヌが負けじ魂を発揮してゴール寸前の熾烈な競り合いを頭差で物にする

先頭はハトマークレディでリードは体半分。2番手にタランテューが続く。そのあと、テイエムダグラスが3番手。その直後、ヴィクトリアマンボとスペードクイーンが4番手。1馬身離れて、ソラーレとマリエラが6番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、4番手から抜け出したのはスペードクイーン。そのまま押し切るかに思われたが、中団にいたスマートシモーヌが一歩一歩確実に終いの脚を伸ばしてスペードクイーンを捉えると、最後はアタマ差だけ先んじて勝利を掴み取った。2着のスペードクイーンから1馬身1/4差の3着には、先行勢の後ろの位置から天稟の闘争心でゴールまで力走した17番人気のソラーレが入った。そこからクビ差遅れた4着には、同じく先行勢の後ろで直線を迎えた1番人気のマリエラが入線、さらにクビ差の5着には、中団にいたツースタークが食い込み、さらにそこからクビ差の6着にはグルーヴィタイムが入った。2番人気のヴィクトリアマンボは好位にいたが最後一杯になって15着に敗れた。