3歳未勝利

レース展開

ティアップソフィーが集団を牽引、体半分差の2番手にダンサーラヴが取り付く

ティアップソフィーが敢然とハナを奪い、体半分のリードでレースを引っ張っていく。2番手にダンサーラヴが続く。その後ろ、セイコーフジが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはヴィグラスハンターとブラックアース。その1馬身後ろ、コスモロングロード、シベリアンソアー、オレンジプリンセスらは中団前寄り。アーバンアスリートは中団馬群のちょうど真ん中を追走。ダンツソレイユは中団後方の位置。ドゥーユアベストは後方5番手で機をうかがう。スリンシンガポールは後方4番手に待機して他馬の様子を見ながらの競馬。2馬身以上空いて、後方3番手でじっくりと折り合い重視で運ぶのはラブインザレイン。後方2番手の位置でひっそりと力を溜めるのはオーミカンパニー。ポツンと離れたシンガリにネオスタンダードがいる隊列で最初のコーナーを通過。

シベリアンソアーが中団前目からスパッと切れる決め脚を見せて先行各馬を一気に追い抜く

先頭はティアップソフィーでリードは体半分。2番手にダンサーラヴが続く。その後ろ、セイコーフジが3番手。1馬身離れて、ヴィグラスハンターとブラックアースが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、4番手から抜け出したのはブラックアース。そのまま押し切る態勢だったが、中団前目にいた1番人気のシベリアンソアーがグングンと終いの脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は後続に1馬身3/4の差をつけてトップでゴールを走り抜けた。2着には、先行勢の後ろの位置から持ち味の忍耐力で最後まで奮闘したブラックアースが続き、2着とアタマ差の3着には、中団の位置から力強い脚運びでゴールまで頑張ったコスモロングロードが入った。そこからハナ差遅れた4着には、9番手で直線を迎えた2番人気のダンツソレイユが入線、さらにクビ差の5着には、逃げ粘ったティアップソフィーが食い込んだ。