レース展開

ムテキゴールドが全馬を引っ張る展開、そのあとを進むトップランスタイル

ムテキゴールドがハナを奪う恰好となり、リードを1馬身ほど保ってレースを引っ張っていく。単独の2番手にトップランスタイルが続く。その直後、メイキングアワーとハマオーカンが3番手の好位につける。その1馬身後ろ、フサイチスペシャルは中団前め。フジノウイニングは中団馬群のちょうど真ん中を追走。オリーヴフォンテンは中団後方の位置取り。続いて、イブキテンユウが8番手。ヤマノラヴリーは後方4番手に待機して前の動きを静観。後方3番手でじっくりと折り合い重視で運ぶのはラッキーウイング。後方2番手の位置で力を温存するのはメイキングドリーム。最後尾にミスマイアミがいる隊列で最初のコーナーを通過。

’00ベストスパー特別（1）、トップランスタイルが自慢の自在性を駆使したロスの少ない立ち回りで勝利を手中に収める

先頭はムテキゴールドでリードは1馬身。単独の2番手にトップランスタイルが続く。そのすぐ後ろ、オリーヴフォンテンが3番手。1馬身離れて、ハマオーカンが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、依然として先頭で粘り続けるムテキゴールド。そのまま押し切る態勢だったが、2番手にいたトップランスタイルがとてつもない末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は後続に2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。2着には、逃げ粘ったムテキゴールドが続き、2着と1馬身差の3着には、後方3番手の位置からキレのいい末脚を披露した1番人気のヤマノラヴリーが入った。そこから1馬身遅れた4着には、絶好位で直線を迎えたオリーヴフォンテンが入線した。2番人気のフサイチスペシャルは中団前目にいたがいいところなく7着に敗れた。