第28回 オグリキャップ記念 (地方重賞)

レース展開

ガヤルドがハナに立つ展開、そのすぐ後ろを進むカツゲキキトキト

ガヤルドが端を取り切り、リードを1馬身ほど確保してレースを引っ張っていく。単独の2番手にカツゲキキトキトが続く。その直後、エンパイアペガサスが3番手の絶好位につける。その1馬身後ろ、メモリージルバは中団前め。メイショウオオゼキは中団馬群の真ん中を追走。グルームアイランドは中団後方の位置。続いて、グレイトパールが7番手。後方3番手で腰を据えて折り合いに専念するのはデジタルフラッシュ。後方2番手の位置でじっと我慢して脚を溜めるのはシーザワールド。どん尻にキタノイットウセイがいる隊列で最初のコーナーを通過。

オグリキャップ記念、カツゲキキトキトが古豪の威厳を顕示する様なパワフルな走りで勝利数を26に伸ばす

先頭はカツゲキキトキトでリードは1馬身。単独の2番手にエンパイアペガサスが続く。その直後、メイショウオオゼキが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、依然として先頭を走る2番人気のカツゲキキトキト。そのままカツゲキキトキトが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後はグイグイと追い迫ったメイショウオオゼキをアタマ差で凌ぎ切り勝利を手に入れた。2着のメイショウオオゼキから4馬身差の3着には、7番手の位置から息の長い末脚を発揮したメモリージルバが入った。そこから1馬身の4着にはグレイトパールとエンパイアペガサスの2が入線した（同着）。1番人気のグレイトパールは中団前目にいたが伸びあぐねて4着に敗れた。