レース展開

サンセルマンが隊列を率いる展開、2番手を追走するマッティナータ

サンセルマンが端を奪う形となり、リードを1馬身ほど確保してレースを牽引。単独の2番手にマッティナータが続く。その後ろ、ジェイケイネオとクラヴィクトリーが3番手の好位につける。その1馬身後ろ、サンドフレイバーは中団前目。アラートミノルは中団馬群のちょうど真ん中を追走。コンプリートゲームは中団後方の位置取り。そのあと、リュウノファイトが8番手。フリュクティドールは後方4番手に待機して前方各馬を見ながらの競馬。後方3番手で折り合いをつけるのはマイネルカーミン。後方2番手の位置で悠々と構えるのはレイズアセイル。しんがりにチャーマーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

アデュー2015賞、クラヴィクトリーが持ち前の器用さを活かした手堅い取り口で順当に優勝

先頭はマッティナータでリードは1馬身。単独の2番手にクラヴィクトリーが続く。その直後、サンセルマンが3番手。1馬身離れて、ジェイケイネオとサンドフレイバーが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、2番手にいた1番人気のクラヴィクトリーが豪快に末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は懸命に食い下がるコンプリートゲームを3/4馬身振り切りトップでゴールインした。2着のコンプリートゲームから2馬身差の3着には、中団後方の位置から力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったリュウノファイトが入った。そこからアタマ差遅れた4着には、中団で直線を迎えたアラートミノルが入線した。2番人気のサンドフレイバーは先行勢の後ろにいたがいいところなく5着に敗れた。