3歳未勝利

レース展開

ジャポニズムが全馬を牽引、その直後を進むトーセンピナクル

ジャポニズムがハナに立つ恰好となり、後続との差を1馬身ほど保ってレースを引っ張っていく。単独の2番手にトーセンピナクルが続く。その直後、トレノヴィジョン、メイショウピゴット、メイケイソフィアらが3番手の好位につける。その1馬身後ろ、シルクガブリエルとラスティングソングは中団前め。バトルドンジョンは中団馬群のちょうど真ん中を追走。エーシンアガペー、スリーキャプテン、ホワイトミーナらは中団後方の位置。後方7番手で腰を据えて折り合いをつけるのはマイネルレントラー、チャーリーポイント、トレジャーゴッドら3頭。後方2番手の位置でひっそりと力を溜めるのはセイランダンス。少し離れたどん尻にマイネルロードスがいる隊列で最初のコーナーを通過。

トーセンピナクルが長所である機動力を駆使したセオリー通りの内容で待望の初白星を挙げる

先頭はジャポニズムでリードは半馬身。2番手にトーセンピナクルが続く。その後ろ、メイケイソフィアとラスティングソングが3番手。1馬身離れて、トレノヴィジョンとメイショウピゴットが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、2番手にいたトーセンピナクルが一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は懸命に食らいつくラスティングソングを半馬身退けて勝利をモノにした。2着のラスティングソングから半馬身差の3着には、中団の位置から息の長い末脚を発揮したバトルドンジョンが入った。そこからクビ差遅れた4着には、後方3番手で直線を迎えた14番人気のチャーリーポイントが入線、さらにクビ差の5着には、先行勢の後ろにいた2番人気のメイショウピゴットが食い込んだ。逃げた1番人気のジャポニズムは粘りを欠いて14着に敗れた。