赤倉特別 パキスタン賞

レース展開

フォーランマリアが隊列を引き連れる展開、その半馬身後ろにマルベリーシチーが続く

フォーランマリアが敢然と端をきり、僅かなリードで馬群を引っ張っていく。2番手にマルベリーシチーが続く。2馬身以上差があって、スズノマーベリックとホウオウバニラが3番手の好位につける。さらに少し空いて、ジュンツバメガエシは中団前寄り。マルチャン、ピンキープロミス、シルバープリペットらは中団後方の位置。その少し後ろ、後方5番手でじっくりと折り合いをつけるのはロードプレイヤーとレッドミラージュ。さらに少し離れて、後方2番手の位置で息を潜めて末脚を温存するのはコスモシャングリラ。ポツンと離れたシンガリにマイネルトルファンがいる隊列で最初のコーナーを通過。

赤倉特別 パキスタン賞、コスモシャングリラが雷光の如き末脚を繰り出して前の馬たちを次々とねじ伏せる

先頭はフォーランマリアでリードは半馬身。2番手にマルベリーシチーが続く。少し空いて、スズノマーベリックが3番手。1馬身離れて、ホウオウバニラが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、5番手から抜け出したのは2番人気のピンキープロミス。そのまま押し切るかに思われたが、後方2番手にいたコスモシャングリラがグングンと終いの脚を伸ばし前にいた10頭をごぼう抜きし、最後は後続に1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。2着には、中団前目の位置から持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いた2番人気のピンキープロミスが続き、2着とアタマ差の3着には、後方3番手の位置から力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったレッドミラージュが入った。そこからアタマ差遅れた4着には、中団前目で直線を迎えた1番人気のジュンツバメガエシが入線した。