第7回 フェブラリーハンデキャップ (G3)

レース展開

ツクバセイフウが全馬をリードする展開、そのあとを追走するワンダーテイオーとマルブツスピーリア

ツクバセイフウが敢然と端を奪い、リードを1馬身ほどキープして集団を牽引。2番手にワンダーテイオーとマルブツスピーリアが並ぶ。続いて、レインボーアカサカが4番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはイチアヤヒデ、ウィニングスマイル、カリブソングら3頭。その1馬身後ろ、ダイナレターは中団やや前。タブロバーネ、マルトラック、ディープグローリーらは中団後方の位置取り。少し離れて、後方2番手の位置でドッシリと構えるのはドゥマイベスト、ダンシングサム、ソダカザン。殿にハーバーシルビアがいる隊列で最初のコーナーを通過。

フェブラリーH、カリブソングが高い機動力を駆使したソツのない立ち回りで重賞初挑戦初制覇を達成

先頭はツクバセイフウでリードは1馬身。2番手にワンダーテイオーとレインボーアカサカが続く。その直後、カリブソングが4番手。1馬身離れて、マルブツスピーリアが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、2番手から抜け出したのはワンダーテイオー。そのまま押し切るかに見えたが、絶好位にいた1番人気のカリブソングが強烈な末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は後続に1馬身1/4の差をつけて勝利を手に入れた。2着には、2番手の位置からひと際目立つ伸びを見せたワンダーテイオーが続き、2着と1馬身3/4差の3着には、同じく2番手の位置からじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したレインボーアカサカが入った。そこから1馬身半遅れた4着には、中団前目で直線を迎えた2番人気のダイナレターが入線、さらにクビ差の5着には、中団後方にいたダンシングサムが食い込んだ。