第1回 阪神カップ (G2)

レース展開

ダイワパッションが馬群をリードする展開、2番手の位置にマイネルスケルツィとオレハマッテルゼが続く

ダイワパッションが敢然とハナを奪い、リードを1馬身ほどキープしてレースを進める。2番手にマイネルスケルツィとオレハマッテルゼが並ぶ。その直後、フサイチリシャールが4番手の絶好位につける。続いて、ニューベリーは好位をキープ。先団後ろのポジションにいるのはプリサイスマシーンとシンボリグラン。その1馬身後ろ、ダイワメンフィス、コートマスターピース、ツルガオカハヤテらは中団やや前。ビーナスラインは中団後方の位置取り。アサクサデンエンとタマモホットプレイは後方5番手に控えて前方各馬の出方をうかがう。チアフルスマイルは後方4番手で虎視眈々と機を待つ。後方2番手の位置で力を溜めるのはタガノバスティーユとブルーショットガン。シンガリにコスモシンドラーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

阪神C、フサイチリシャールがテンのダッシュ力を活かした終始前目追走のスタイルで重賞3勝目をマーク

先頭はダイワパッションでリードは体半分。2番手にマイネルスケルツィが続く。そのすぐ後ろ、ニューベリーとオレハマッテルゼが3番手。1馬身離れて、フサイチリシャールとシンボリグランが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、先行勢の後ろにいたフサイチリシャールが一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は懸命に食い下がるプリサイスマシーンをクビ差で封じて勝利を挙げた。2着のプリサイスマシーンからアタマ差の3着には、2番手の位置から天性の勝負根性でゴールまで力闘したマイネルスケルツィが入った。そこからクビ差遅れた4着には、中団後方で直線を迎えたアサクサデンエンが入線、さらに1馬身半差の5着には、先行勢の後ろにいた2番人気のシンボリグランが食い込み、さらにそこからクビ差の6着にはニューベリーが入った。1番人気のコートマスターピースは中団にいたが伸びあぐねて9着に敗れた。