関門橋ステークス

レース展開

クレバーテーストが馬群を引き連れる形、直後の2番手にホウオウスーペリアとファベルが取り付く

主導権を奪ったのはクレバーテースト。後続を1馬身ほど離して一団を先導。2番手にホウオウスーペリアとファベルが並ぶ。そのすぐ後ろ、ワイドアラジンが4番手の絶好位につける。その1馬身後ろ、コスモフロイデは中団やや前。マイネルニコラスとガジュノリは中団馬群の丁度真ん中を併走。バールデュヴァン、エゾダイモン、アイスグリーンらは中団後方の位置取り。後方2番手の位置でじっと我慢して末脚を温存するのはパトリックハンサムとサトノクローク。少し離れた殿にアスクドゥポルテがいる隊列で最初のコーナーを通過。

関門橋S、アスクドゥポルテが直線入り口で先行勢に並びかける攻めの立ち回りで久々の一戦を制す

先頭はアイスグリーンでリードは1馬身。2番手にクレバーテーストとコスモフロイデが続く。そのすぐ後ろ、バールデュヴァン、ワイドアラジン、ホウオウスーペリア、サトノクローク、アスクドゥポルテらが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、先行する各馬がなかなか止まらない中、依然として先頭で粘り続けるアイスグリーン。そのまま押し切る態勢だったが、好位まで進出していたアスクドゥポルテが目の覚めるような末脚を弾けさせてアイスグリーンを捉えると、最後はハナ差だけ先んじてトップでゴールインした。2着のアイスグリーンからクビ差の3着には、4番手の位置から息の長い末脚を披露したワイドアラジンが入った。そこから半馬身遅れた4着には、同じく好位で直線を迎えた2番人気のサトノクロークが入線した。1番人気のガジュノリは中団後方にいたが決め手が足りず5着に敗れた。