第138回 目黒記念 (G2)

レース展開

ケイアイサンデラが全馬を引き連れる形、そのやや後ろに続くバラジ

ハナを奪ったのはケイアイサンデラ。リードを5馬身以上保ってレースを進める。単独の2番手にバラジが続く。その直後、シュヴァリエローズが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはサトノグランツとクロミナンス。その1馬身後ろ、ジューンアヲニヨシとヒートオンビートは中団前目。少し間隔を置いて、ダンディズムは中団馬群の丁度真ん中を追走。メイショウブレゲとマイネルウィルトスは中団後方の位置取り。後方2番手の位置で悠悠と構えるのはシュトルーヴェとナイトインロンドン。シンガリにシークレットランがいる隊列で最初のコーナーを通過。

目黒記念、シュトルーヴェが弾丸の如き豪脚を見せて先行各馬を一気に捉える

先頭はケイアイサンデラでリードは体半分。2番手にバラジが続く。その直後、シュヴァリエローズが3番手。1馬身離れて、サトノグランツ、クロミナンス、ナイトインロンドンらが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、3番手から抜け出したのは10番人気のシュヴァリエローズ。そのまま押し切るかに思われたが、後方2番手にいた1番人気のシュトルーヴェが次元の違う末脚を炸裂させてシュヴァリエローズを交わすと、最後はクビ差先着してトップでゴールインした。2着のシュヴァリエローズからアタマ差の3着には、先行勢の後ろの位置から閃光のような末脚を発揮した2番人気のクロミナンスが入った。そこから3/4馬身遅れた4着には、同じく先行勢の後ろで直線を迎えたサトノグランツが入線した。