レース展開

キングオブハートが隊列を牽引、その直後にトップウイナーが続く

キングオブハートがハナを奪う恰好となり、後続との差を1馬身ほど確保して馬群を引っ張っていく。単独の2番手にトップウイナーが続く。その後ろ、マッドボーイが3番手の絶好位につける。その1馬身後ろ、パトリックバローズは中団前目。ゲンパチドリームは中団馬群の真ん中を追走。ジツリキホウザンは中団後方の位置。後方3番手で腰を据えて折り合いに専念するのはニチリンムサシ。後方2番手の位置でじっとして脚をタメるのはフィールドイレブン。最後方にグランドオアシスがいる隊列で最初のコーナーを通過。

いつき1歳バースデー記念、ゲンパチドリームが中団前目から鮮やかな末脚を爆発させて前の馬たちをきっちりとねじ伏せる

先頭はキングオブハートでリードは1馬身。単独の2番手にパトリックバローズが続く。その後ろ、マッドボーイが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、3番手から抜け出したのはマッドボーイ。そのまま押し切る態勢だったが、中団前目にいた2番人気のゲンパチドリームが一完歩ずつ着実に末脚を伸ばしてマッドボーイを交わすと、最後はクビ差先着して勝利を掴み取った。2着のマッドボーイからアタマ差の3着には、2番手の位置からゴールまでジンワリと伸びた1番人気のパトリックバローズが入った。