賤ヶ岳特別

レース展開

セイカペガサスが隊列をリードする形、その直後にトウカイパラダイスが続く

セイカペガサスが敢然と端を奪い、リードを1馬身ほどキープして集団を牽引。単独の2番手にトウカイパラダイスが続く。その後ろ、タマモグランプリとアーセナルゴールが3番手の好位につける。その1馬身後ろ、リッカカントリーとゲティスバーグは中団前め。マルカゴクウとパトリックバローズは中団後方の位置。後方3番手で腰を落ち着けて折り合い重視で運ぶのはモエレウェバリング。最後尾にアドマイヤカーリンとゴールドブライアンがいる隊列で最初のコーナーを通過。

賤ヶ岳特別、アーセナルゴールが負けん性を発揮してゴール直前の激しい戦いをハナ差で物にする

先頭はトウカイパラダイスでリードは体半分。2番手にセイカペガサスとアーセナルゴールが続く。そのあと、タマモグランプリとゲティスバーグが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、依然として先頭で粘り続けるトウカイパラダイス。そのまま押し切るかに思われたが、2番手にいたアーセナルゴールが息長く終いの脚を伸ばしてトウカイパラダイスを捉えると、最後はハナ差だけ先んじて勝利をモノにした。2着のトウカイパラダイスから1馬身半差の3着には、4番手の位置からジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したタマモグランプリが入った。そこから1馬身1/4遅れた4着には、中団前目で直線を迎えた2番人気のゴールドブライアンが入線した。1番人気のアドマイヤカーリンは中団後方にいたが伸びきれず6着に敗れた。