’98ベストステッキ特別（10）

レース展開

スーパーショールが集団を率いる形、直後の位置にオーミアラジンが続く

スーパーショールがハナを取り切り、後続との差を1馬身ほどキープして馬群を牽引。単独の2番手にオーミアラジンが続く。そのあと、ホッカイミスティが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはハマワンステップ。その1馬身後ろ、シューニヤトライは中団前め。ファイナルガッドは中団馬群の真ん中あたりを追走。サクラムサシオーは中団後方の位置。その後ろ、クリスタルヒーローとステラップカップが8番手。ダイタクツルギは後方4番手に控えて他馬の様子をうかがいながらの競馬。後方3番手で腰を落ち着けて運ぶのはガールオブガール。後方2番手の位置で息を潜めて力を温存するのはアクティブペガサス。最後尾にタイセンブーケがいる隊列で最初のコーナーを通過。

’98ベストステッキ特別（10）、ホッカイミスティが持ち味のレースセンスを駆使したスムーズな立ち回りで待望の初勝利を挙げる

先頭はスーパーショールでリードは1馬身。単独の2番手にオーミアラジンが続く。その直後、ホッカイミスティが3番手。1馬身離れて、ステラップカップとシューニヤトライが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、絶好位にいた1番人気のホッカイミスティが次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は後続に2馬身半の差をつけてトップでゴールを駆け抜けた。2着には、先行勢の後ろの位置から印象的な伸び脚を見せたステラップカップが続き、2着と半馬身差の3着には、9番手の位置から圧巻の末脚を繰り出した2番人気のダイタクツルギが入った。そこから1馬身遅れた4着には、逃げ粘ったスーパーショールが入線した。