クロート賞

レース展開

ジュウニントイロが全馬を引き連れる形、その直後に続くシュヴァイゲン

主導権を握ったのはジュウニントイロ。後続を1馬身ほど離して一団を先導。単独の2番手にシュヴァイゲンが続く。そのすぐ後ろ、リリーバローズが3番手の絶好位につける。その後ろ、シャトルトウショウは好位をキープ。先団後ろのポジションにいるのはコスモキルカス。その1馬身後ろ、ケイツーバルボアとガルヴァニックは中団前寄り。シンメロワンは中団馬群のど真ん中を追走。フライングロッドは中団後方の位置。ミシェットは後方5番手に控えて進出の機を待つ。ルージュメイベルは後方4番手に待機して虎視眈々と機をうかがう。後方3番手で腰を落ち着けて運ぶのはタイセイシップ。後方2番手の位置で息を潜めて脚をタメるのはカシスオレンジ。殿にカレンアイバーソンがいる隊列で最初のコーナーを通過。

クロート賞、ケイツーバルボアが早めに動き出す強気な立ち回りで3勝目を収める

先頭はジュウニントイロでリードは1馬身。単独の2番手にリリーバローズが続く。そのすぐ後ろ、ケイツーバルボアが3番手。その後ろ、シャトルトウショウが4番手。1馬身離れて、シュヴァイゲンが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、絶好位にいた1番人気のケイツーバルボアが次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は後続に3馬身の差をつけて勝利を挙げた。2着には、中団前目の位置からシャープな伸びを見せた2番人気のタイセイシップが続き、2着と1馬身差の3着には、中団後方の位置から力強いフットワークでゴールまで走り切ったルージュメイベルが入った。そこから半馬身遅れた4着には、中団で直線を迎えたフライングロッドが入線、さらにアタマ差の5着には、中団前目にいたシンメロワンが食い込んだ。