3歳以上1勝クラス オーストラリア賞

レース展開

ルージュシュエットが全馬をリードする形、その直後に続くルクスアドラーとブリスキー

ルージュシュエットが敢然とハナを奪い、リードを1馬身ほど保ってレースを牽引。2番手にルクスアドラーとブリスキーが並ぶ。続いて、ガルデルクラージュが4番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはニシノアウェイクとロードブレイズ。その1馬身後ろ、キングブルーは中団前目。リーゼノアールとセイゲンは中団後方の位置。ロードブライトとトリオーレは後方4番手に控えて虎視眈々と機をうかがう。後方3番手でじっくりと折り合いに専念するのはトロピカルタウン。後方2番手の位置でユッタリと構えるのはフリッパー。しんがりにサンマルミッションがいる隊列で最初のコーナーを通過。

3歳以上1勝クラス オーストラリア賞、軽快に逃げを打ったルージュシュエットが天授の持続力を発揮して最後はクビ差の勝負を制す

先頭はルージュシュエットでリードは1馬身。単独の2番手にブリスキーが続く。2馬身以上離れて、ルクスアドラー、リーゼノアール、ガルデルクラージュらが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、先頭をひた走る2番人気のルージュシュエット。そのままルージュシュエットが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は懸命に食い下がるブリスキーをクビ差で封じて勝利を掴んだ。2着のブリスキーから3/4馬身差の3着には、3番手の位置から切れ味のいい末脚を発揮したリーゼノアールが入った。そこから2馬身遅れた4着には、中団後方で直線を迎えた12番人気のフリッパーが入線、さらに1馬身3/4差の5着には、中団前目にいたキングブルーが食い込んだ。1番人気のロードブレイズは中団前目にいたが見せ場なく8着に敗れた。