’12メトロポリタンジューンカップ

レース展開

トップグラスが隊列を先導、その直後にギオンゴールドが続く

ハナを切ったのはトップグラス。後続を1馬身ほど離して一団を引っ張っていく。単独の2番手にギオンゴールドが続く。そのあと、プリティスターが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはサブノケンシロウ、ウネントリッヒ、ミヤサンキューティら3頭。その1馬身後ろ、ラヴリードリームは中団やや前。マドモアゼルノンは中団馬群の真ん中付近を追走。ホワイトランナーは中団後方の位置。続いて、トーセンクロスが10番手。クラフィンライデンは後方5番手で虎視眈々と機を待つ。ムサシグラスオーは後方4番手で他馬の様子を見ながらの競馬。後方3番手で折り合いをつけるのはフジマサメモリー。後方2番手の位置でじっと我慢して力をタメるのはスイングエンジン。最後尾にレディーメグネイトがいる隊列で最初のコーナーを通過。

’12メトロポリタンジューンC、ミヤサンキューティが持ち前の機動力を活かしたお手本の様なの立ち回りで7勝目を手中に収める

先頭はトップグラスでリードは1馬身。単独の2番手にギオンゴールドが続く。そのあと、プリティスターが3番手。その直後、サブノケンシロウが4番手。1馬身離れて、ミヤサンキューティが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、2番手から抜け出したのはギオンゴールド。そのまま押し切るかに見えたが、先行勢の後ろにいた1番人気のミヤサンキューティが一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばしてギオンゴールドを交わすと、最後はクビ差先着して勝利を手にした。2着のギオンゴールドからハナ差の3着には、中団の位置からキレのいい末脚を繰り出した2番人気のラヴリードリームが入った。そこから1馬身1/4遅れた4着には、逃げ粘ったトップグラスが入線、さらに1馬身差の5着には、10番手にいたトーセンクロスが食い込んだ。