一般C2九

レース展開

ヒカリナスルが集団を先導、2番手の位置にアドミラルゴールドとマーミーテンダーが取り付く

ヒカリナスルが先手を奪う形となり、後続との差を1馬身ほど保って一団を牽引。2番手にアドミラルゴールドとマーミーテンダーが並ぶ。そのすぐ後ろ、ガッドリフレインが4番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはパテイエリザベス。その1馬身後ろ、マスターカイトとカイエンフリートは中団前め。キタサンブラボーは中団馬群の真ん中あたりを追走。トップカイオーは中団後方の位置。スズスピードは後方5番手で進出の機を待つ。ブラオンワールドは後方4番手に待機して他馬の様子をうかがいながらの競馬。シンガリにサバンナカール、チヨノヒカリ、スーパータカエらがいる隊列で最初のコーナーを通過。

パテイエリザベスが負けん気を発揮してゴール直前の激しい攻防をアタマ差で制す

先頭はヒカリナスルでリードは1馬身。単独の2番手にマーミーテンダーが続く。その後ろ、パテイエリザベスが3番手。その直後、ガッドリフレインが4番手。1馬身離れて、スズスピードが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、依然として先頭で粘り続ける1番人気のヒカリナスル。そのまま押し切る態勢だったが、絶好位にいたパテイエリザベスが次元の違う末脚を炸裂させてヒカリナスルを捉えると、最後はアタマ差だけ先んじて勝利を手にした。2着のヒカリナスルから4馬身差の3着には、2番手の位置から天稟の敢闘精神でゴールまで力走したマーミーテンダーが入った。そこからアタマ差遅れた4着には、先行勢の後ろで直線を迎えたスズスピードが入線、さらにクビ差の5着には、中団前目にいた13番人気のブラオンワールドが食い込んだ。2番人気のガッドリフレインは好位にいたがいいところなく6着に敗れた。