一般C22 C31

レース展開

リコーニックが隊列を引き連れる形、その直後にケイアイバザラが取り付く

逃げたのはリコーニック。後続との差を1馬身ほど保って馬群を先導。単独の2番手にケイアイバザラが続く。そのすぐ後ろ、イイデチャンプが3番手の絶好位につける。その1馬身後ろ、アエリアンは中団前目。スティールカイザーは中団馬群のちょうど真ん中を追走。トップギアは中団後方の位置取り。後方3番手でじっくりと折り合いに専念するのはトーケンアーサー。後方2番手の位置でじっと我慢して力を溜めるのはアンテレクテュエル。シンガリにプロペラシャフトがいる隊列で最初のコーナーを通過。

イイデチャンプが強みである自在性を活かした隙のない立ち回りで優勝

先頭はリコーニックでリードは1馬身。単独の2番手にイイデチャンプが続く。そのすぐ後ろ、ケイアイバザラが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、依然として先頭で粘り続ける1番人気のリコーニック。そのまま押し切る態勢だったが、2番手にいたイイデチャンプが一完歩ずつ確実に末脚を伸ばしてリコーニックを交わすと、最後はクビ差先着して1着ゴールを果たした。2着のリコーニックから2馬身半差の3着には、3番手の位置から稟賦の負けじ魂を発揮してゴールまで力戦した2番人気のケイアイバザラが入った。