第32回 ニュージーランドトロフィー (G2)

レース展開

パワースラッガーが後続を率いる展開、半馬身差の2番手を進むイダスとベルルミエール

パワースラッガーが前に出て、体半分のリードでレースを進める。2番手にイダスとベルルミエールが並ぶ。その後ろ、メイショウコルノ、マイネルディアベル、ウインフェニックス、モリトビャクミらが4番手の好位につける。その1馬身後ろ、クインズハリジャンとカラダレジェンドは中団前め。ケルヴィンサイドとショウナンワダチは中団後方の位置取り。ショウナンアチーヴは後方4番手に控えて他馬の様子を見ながらの競馬。後方3番手で腰を据えて運ぶのはイタリアンネオ。しんがりにアルマエルナトとキタサンラブコールがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ニュージーランドT、ショウナンアチーヴが負けん気を発揮してゴール直前の激しい攻防をハナ差で制す

先頭はイダスでリードは体半分。2番手にパワースラッガーが続く。その後ろ、メイショウコルノ、マイネルディアベル、ベルルミエール、ウインフェニックスらが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、7番手から抜け出したのはショウナンワダチ。そのまま押し切る態勢だったが、中団にいた1番人気のショウナンアチーヴが圧倒的な末脚を爆発させてショウナンワダチを捉えると、最後はハナ差だけ先んじて勝利を手にした。2着のショウナンワダチから1馬身1/4差の3着には、3番手の位置からジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったベルルミエールが入った。そこから1馬身3/4遅れた4着には、最後方で直線を迎えたアルマエルナトが入線、さらに3/4馬身差の5着には、好位にいたウインフェニックスが食い込んだ。