カラダレジェンド（2011年生、母キョウエイワンダー）

カラダレジェンド（2011年2月4日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋伝説」。毛色は鹿毛。種牡馬のフレンチデピュティ（当時19歳）と交配したキョウエイワンダーが16歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は岡田スタッド。戦績は、中央平地12戦2勝、地方19戦4勝2着3回。2013年の京王杯2歳ステークス(G2)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、岡田スタッドから「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。2歳のとき、岡田スタッドから「千葉サラブレッド・セールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

尾形和幸厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2013年）

11月2日、デビュー戦は田辺裕信騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は468kg。18頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では自慢の末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のタイセイティグレスに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月9日、連闘で迎えた2戦目は、2歳G2の京王杯2歳ステークス（東京芝1400m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で田辺裕信騎手（1戦1勝）。14頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では長く末脚を持続させて先頭をうかがい、最後は2着のクインズハリジャンを半馬身振り切って重賞初挑戦初制覇を達成した。

3歳（2014年）

3月22日、約4か月半の休み明けで迎えた3戦目は、3歳G3のファルコンステークス（中京芝1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で田辺裕信騎手（2戦2勝）。18頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に敗れた。

4月12日、中2週で迎えた4戦目は、3歳G2のニュージーランドトロフィー（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田辺裕信騎手（3戦2勝）。15頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり、馬場の大外を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に敗れた。

5月11日、中3週で迎えた5戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳G1のNHKマイルカップ（東京芝1600m 晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。18頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はタレてしまい18着に終わった。

8月10日、約3か月の休み明けで迎えた6戦目は、伊藤工真騎手を鞍上に迎えて、3歳G3のレパードステークス（新潟ダート1800m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では最後まで息が続かず15着に終わった。

8月24日、中1週で迎えた7戦目は、ハンデ戦でオープンのNST賞（新潟ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤工真騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では伸びが劣勢になり14着に終わった。

4歳（2015年）

1月17日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた8戦目は、ニューイヤーステークス（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は田辺裕信騎手（4戦2勝）。16頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は勢いを失って13着に終わった。

11月15日、約10か月の休養明けで迎えた9戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1600万下の奥多摩ステークス（東京芝1400m 晴/稍重）に出走。16頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って14着に終わった。

12月20日、中4週で迎えた10戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1600万下のクリスマスカップ（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に終わった。

5歳（2016年）

1月11日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上1600万下のサンライズステークス（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではいい脚を見せられず14着に終わった。

3月26日、約2か月半の間隔を開けて迎えた12戦目は、木幡巧也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1600万下の春風ステークス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい16着に終わった。

5月17日、中6週で迎えた13戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンのゆりかもめオープン（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では見せ場なく14着に終わった。

6月10日、中2週で迎えた14戦目は、ムーンストーン賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本橋孝太騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい16着に終わった。

6月30日、中2週で迎えた15戦目は、ハンデ戦でオープンの武蔵野オープン（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で本橋孝太騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。

7月12日、中1週で迎えた16戦目は、’16スターライトカップ（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で本橋孝太騎手（3戦0勝）。14頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

7月27日、中1週で迎えた17戦目は、’16スパーキングサマーチャレンジ（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で本橋孝太騎手（4戦0勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず12着に終わった。

8月19日、中2週で迎えた18戦目は、吉井竜一騎手を鞍上に迎えて、ギャラクシー賞（大井ダート2000m 晴/不良）に出走。13頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後は脚色が鈍り12着に終わった。

8月30日、中1週で迎えた19戦目は、オーガスト賞（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井竜一騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では余力が残っておらず15着に終わった。

11月20日、約2か月半の間隔を開けて迎えた20戦目は、鈴木祐騎手を鞍上に迎えて、スプリント特別（水沢ダート850m 曇/不良）に出走。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では速い脚を使えず4着に敗れた。

6歳（2017年）

5月27日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた21戦目は、一般C2十八（盛岡ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木祐騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く終いの脚を伸ばして、最後は2着のタイセイスウォードに4馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

7月8日、中5週で迎えた22戦目は、一般C2十六（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木祐騎手（2戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のダンストンルーチェに3馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

7月30日、中2週で迎えた23戦目は、一般C2十二（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木祐騎手（3戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を爆発させて難なく抜け出し、最後は2着のコスモリュブリューに4馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

10月9日、中9週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた24戦目は、吹き抜けろ、岩手の風。「金色の風」賞（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で鈴木祐騎手（4戦3勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた25戦目は、一般C1十二（盛岡ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で鈴木祐騎手（5戦3勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではスパッとキレる脚で追い上げたが、勝ったナチュラルシンジュに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

11月5日、中1週で迎えた26戦目は、綾鷹賞（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で鈴木祐騎手（6戦3勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力満点の伸び脚で驀進したが、アサクサキンボシに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

11月18日、中1週で迎えた27戦目は、一般C1九（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で鈴木祐騎手（7戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のダーナに2馬身の差をつけて断然人気に応えた。

12月3日、中1週で迎えた28戦目は、一般C1（水沢ダート850m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で鈴木祐騎手（8戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では堅実な伸びを見せたが、ナチュラルウーマンに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

12月30日、中3週で迎えた29戦目は、一般C1（水沢ダート850m 晴/不良）に出走。鞍上は10戦連続で鈴木祐騎手（9戦4勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びあぐねて4着に敗れた。

7歳（2018年）

3月21日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から15kg減らして迎えた30戦目は、一般B2（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で鈴木祐騎手（10戦4勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

4月28日、中4週で馬体重を前走から16kg戻して迎えた31戦目は、中村尚平騎手を鞍上に迎えて、南関東ジョッキーズフレンドリーマッチ第1（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい14着に終わった。