2024川崎ジョッキーズカップ第9戦

レース展開

ビーナスオーキッドが集団をリードする展開、直後の位置にキーファインが取り付く

主導権を奪ったのはビーナスオーキッド。リードを1馬身ほどキープしてレースを引っ張っていく。単独の2番手にキーファインが続く。続いて、ナツハヤテが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはボルドーヴェルチュ。その1馬身後ろ、ハナサキポプラは中団前目。ベニノパールは中団馬群のど真ん中を追走。クリスタルローレルは中団後方の位置。その後ろ、ロデオフリップが8番手。その直後、ミサイルビスケッツが9番手。ダイスギミッチーは後方4番手で前方各馬の出方をうかがう。後方3番手で折り合いに専念するのはセコイア。後方2番手の位置でゆったりと構えるのはミッシーコルザ。しんがりにシンデレラワルツがいる隊列で最初のコーナーを通過。

2024川崎Jカップ第9戦、ベニノパールが早めに仕掛ける強気なレーススタイルで待望の初白星を挙げる

先頭はキーファインでリードは1馬身。単独の2番手にビーナスオーキッドが続く。その後ろ、ベニノパールが3番手。1馬身離れて、ナツハヤテが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、依然として先頭で粘り続ける1番人気のキーファイン。そのまま押し切るかに思われたが、絶好位にいたベニノパールが目を見張るような末脚を爆発させてキーファインを交わすと、最後はクビ差先着して勝利を挙げた。2着のキーファインから1馬身半差の3着には、中団後方の位置から息の長い末脚を披露したクリスタルローレルが入った。そこから1馬身遅れた4着には、中団前目で直線を迎えたミサイルビスケッツが入線した。2番人気のダイスギミッチーは9番手にいたがもうひとつ伸びを欠き5着に敗れた。