4歳以上500万下

レース展開

パリスリチャードが隊列を率いる形、半馬身後ろの位置にタニノポリスが取り付く

逃げを打ったのはパリスリチャード。体半分のリードで馬群を牽引。2番手にタニノポリスが続く。その後ろ、リンデンセイコーとオギマイクイーンが3番手の好位につける。その1馬身後ろ、ラックマンセルとネーハイタフネスは中団前め。アイテイパールとユウキサンサンは中団馬群の真ん中を併走。ミリオンブルボンとカミノロイヤルは中団後方の位置。後方3番手で折り合い重視で運ぶのはアルボラーダ。後方2番手の位置で悠然と構えるのはリンデンローマン。少し離れたシンガリにレイニアがいる隊列で最初のコーナーを通過。

リンデンセイコーが最低評価を歯牙にも掛けない渾身の走りで勝利を挙げる

先頭はパリスリチャードでリードは体半分。2番手にタニノポリスが続く。その後ろ、リンデンセイコー、アルボラーダ、オギマイクイーンらが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、依然として先頭で粘り続ける11番人気のパリスリチャード。そのまま押し切るかに思われたが、好位にいた13番人気のリンデンセイコーが一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は後続に1馬身の差をつけて勝利を物にした。2着には、逃げ粘ったパリスリチャードが続き、2着とアタマ差の3着には、3番手の位置から力強い脚捌きでゴールまで頑張ったアルボラーダが入った。そこから半馬身遅れた4着には、中団後方で直線を迎えたリンデンローマンが入線した。1番人気のミリオンブルボンは最後方にいたが前に届かず6着に敗れた。2番人気のラックマンセルは中団前目にいたが最後一杯になって12着に敗れた。