第27回 報知杯4歳牝馬特別 (G2)

レース展開

ドミナスクリスタルが馬群を牽引、直後の2番手にヤマヒサローレルが続く

ドミナスクリスタルが主導権を奪う形となり、後続との差を1馬身ほど確保して一団を引っ張っていく。単独の2番手にヤマヒサローレルが続く。その後ろ、コウチカムイオーとラテルネが3番手の好位につける。そこから少し離れたところにハリケンクインが進む。その1馬身後ろ、タカノプリマは中団前め。デンコウセッカ、ブリリアントベリー、スナークフレッシュらは中団馬群の真ん中を併走。キョウエイヨシノは中団後方の位置取り。そのすぐ後ろ、コアレスホワイトが11番手。マリアキラメキは後方5番手で進出の機をうかがう。後方5番手で腰を据えて折り合いをつけるのはインターピレネーとショウザンダイヤ。後方2番手の位置でじっとして脚をタメるのはイナズマノーザン。最後尾にフォーカルプレーンがいる隊列で最初のコーナーを通過。

報知杯4歳牝馬特別、ヤマヒサローレルが途中から先頭に立って、そのまま後続を退ける鮮やかな取り口で重賞初挑戦初制覇を果たす

先頭はヤマヒサローレルでリードは半馬身。2番手にドミナスクリスタルが続く。その後ろ、コウチカムイオーが3番手。1馬身離れて、デンコウセッカ、タカノプリマ、ラテルネらが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、先行勢がなかなか止まらない中、抜け出したのは1番人気のヤマヒサローレル。そのままヤマヒサローレルが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は後続に3馬身半の差をつけて勝利を手にした。2着には、先行勢の後ろの位置から持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたタカノプリマが続き、2着とハナ差の3着には、10番手の位置から瞬発力に優れた末脚を繰り出したインターピレネーが入った。そこから1馬身3/4遅れた4着には、最後方で直線を迎えたフォーカルプレーンが入線、さらに1馬身1/4差の5着には、後方4番手にいた15番人気のショウザンダイヤが食い込んだ。2番人気のマリアキラメキは10番手にいたがあとひと押しが足りず6着に敗れた。