3歳未勝利

レース展開

ヒーリングステージが先陣を切る形、その半馬身後ろに続くナッシュビル

ヒーリングステージがハナを切る恰好となり、体半分のリードでレースを引っ張っていく。2番手にナッシュビルが続く。その直後、ヴァルナが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはムタファーゲスト、レオフロンティア、オンワードメモリアら3頭。2馬身以上空いて、エムオーティンバーは中団前め。さらにその少し後ろ、ビーボタンダッシュは中団馬群のど真ん中を追走。ステイパシフィックとリネンエースは中団後方の位置取り。そのあと、マイネルレッチーノとキョウエイライジンが11番手。エリザベススイートは後方4番手に控えて進出の機をうかがう。後方3番手でじっくりと折り合いに専念するのはプッシュハート。少し離れて、後方2番手の位置でじっと我慢して脚をタメるのはヨシクリスエス。少し離れたどん尻にダンシングゴールドがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ヒーリングステージが天賦のスピードで逃げて、そのまま直線でも脚色鈍らず先頭でゴールを駆け抜ける

先頭はヒーリングステージでリードは1馬身。2番手にナッシュビルとヴァルナが続く。その後ろ、レオフロンティア、ビーボタンダッシュ、オンワードメモリアらが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、先頭をひた走るヒーリングステージ。そのままヒーリングステージが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は段々と追い迫ったヴァルナを半馬身退けて勝利した。2着のヴァルナから1馬身1/4差の3着には、4番手の位置からジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったレオフロンティアが入った。そこからクビ差遅れた4着には、同じく好位で直線を迎えたオンワードメモリアが入線、さらに1馬身3/4差の5着には、中団後方にいた1番人気のエリザベススイートが食い込んだ。2番人気のマイネルレッチーノは中団にいたがあとひと押しが足りず6着に敗れた。