HTB杯

レース展開

マジックシャトルが端を切る展開、そのすぐ後ろを進むメジェルダ

マジックシャトルが主導権を奪い、リードを1馬身ほど確保して集団を引っ張っていく。単独の2番手にメジェルダが続く。そのあと、カレンステイシー、ツクバジャパン、アンブリカル、ペイシャオブローらが3番手の好位につける。その1馬身後ろ、ナイトフォックスは中団前寄り。レンイングランドとワンダフルラッシュは中団馬群の真ん中を併走。モズハツコイは中団後方の位置取り。その後ろ、アドマイヤサブリナとゴースルーが11番手。カービングパスは後方4番手に控えて虎視眈々と機をうかがう。後方2番手の位置で力をタメるのはレヴァンタールとテーオーソルジャー。少し離れた最後尾にボストンサクラがいる隊列で最初のコーナーを通過。

HTB杯、モズハツコイが中団前目から鋭さ光る差し脚を繰り出して前方の各馬をまとめて交わす

先頭はマジックシャトルでリードは1馬身。単独の2番手にカレンステイシーが続く。その後ろ、レンイングランド、メジェルダ、ペイシャオブローらが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、中団前目にいたモズハツコイが勢いよく末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は後続に1馬身1/4の差をつけて勝利を手に入れた。2着には、中団前目の位置から迫力のある伸び脚で猛進した2番人気のカービングパスが続き、2着とクビ差の3着には、3番手の位置からじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったレンイングランドが入った。そこからハナ差遅れた4着には、後方2番手で直線を迎えた15番人気のゴースルーが入線、さらにクビ差の5着には、同じく後方2番手にいた14番人気のレヴァンタールが食い込んだ。1番人気のメジェルダは好位にいたが失速して15着に敗れた。