第5回 園田FCスプリント (地方重賞)

レース展開

マルトクスパートが一団を牽引、そのあとにエスワンプリンスが取り付く

マルトクスパートが果敢に端を奪い、後続との差を1馬身ほど確保して馬群を引っ張っていく。単独の2番手にエスワンプリンスが続く。そのあと、サクラシャイニーが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはスマイルヴィジット。その1馬身後ろ、ジャベリンは中団前寄り。ジェイフォースは中団馬群のど真ん中を追走。エプソムアーロンは中団後方の位置取り。その直後、シャインメソッドとヒシサブリナが8番手。後方3番手で腰を据えて折り合いに専念するのはジョウノメジャー。後方2番手の位置で力を溜めるのはタガノレガーロ。最後尾にヒシストーミイがいる隊列で最初のコーナーを通過。

園田FCスプリント、サクラシャイニーが古馬の底力を顕示する様な迫力満点の走りで勝利数を11に伸ばす

先頭はマルトクスパートでリードは1馬身。単独の2番手にサクラシャイニーが続く。その後ろ、エスワンプリンスが3番手。1馬身離れて、スマイルヴィジットが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、依然として先頭で粘り続ける2番人気のマルトクスパート。そのまま押し切るかに思われたが、2番手にいた1番人気のサクラシャイニーが異次元の末脚を弾けさせてマルトクスパートを差し切ると、最後は半馬身の差をつけて勝利を掴み取った。2着のマルトクスパートから3馬身差の3着には、3番手の位置から力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったエスワンプリンスが入った。そこから2馬身半遅れた4着には、中団後方で直線を迎えたエプソムアーロンが入線した。