プレアデス賞

レース展開

ポッドブルがハナを切る形、そのすぐ後ろを追走するタントタント

ポッドブルが単騎で逃げる形となり、リードを1馬身ほど保って集団を先導。単独の2番手にタントタントが続く。その直後、ミラノボヴィッチが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはヒットザトレイル。その1馬身後ろ、グラスグローリーは中団前寄り。ローズベビークリスは中団馬群の真ん中あたりを追走。コマンドゥールキイは中団後方の位置。その後ろ、ベストウィッシュが8番手。そのあと、リトルカントリーが9番手。ローレルイニシオは後方4番手で機を待つ。後方3番手で腰を据えて折り合いをつけるのはフロリダブルー。後方2番手の位置でひっそりと力をタメるのはトリガー。最後方にモンテチェルビーノがいる隊列で最初のコーナーを通過。

プレアデス賞、コマンドゥールキイが中団後方からパワフルな末脚を弾けさせて前の馬たちをきっちりとねじ伏せる

先頭はポッドブルでリードは1馬身。単独の2番手にタントタントが続く。その直後、ミラノボヴィッチが3番手。1馬身離れて、ヒットザトレイルが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、3番手から抜け出したのはミラノボヴィッチ。そのまま押し切るかに見えたが、8番手にいたコマンドゥールキイが別次元の末脚を爆発させ前にいた7頭を差し切り、最後は後続に1馬身3/4の差をつけて勝利を手にした。2着には、3番手の位置から迫力十分の伸びを見せたミラノボヴィッチが続き、2着と1馬身1/4差の3着には、9番手の位置から強靭な末脚を繰り出したベストウィッシュが入った。そこからクビ差遅れた4着には、先行勢の後ろで直線を迎えた2番人気のヒットザトレイルが入線した。1番人気のローズベビークリスは中団前目にいたが見せ場なく6着に敗れた。