2歳新馬

レース展開

パリコレジェンヌが全馬を引き連れる展開、そのあとを進むハリウッドメモリー

パリコレジェンヌが端をきる恰好となり、リードを1馬身ほど保って一団を牽引。単独の2番手にハリウッドメモリーが続く。続いて、アスターニルギリが3番手の絶好位につける。その直後、ラヴェンデルとシドニーホバートは好位を確保。先団後ろのポジションにいるのはメイショウマサツラとセイルロケット。その1馬身後ろ、スーパーチャンドとシャンパンゴールドは中団やや前。クリノホムラとタナノイナリーは中団馬群の丁度真ん中を併走。ジーティーグロウとクリノアルフォンスは中団後方の位置取り。エイプリルインパリは後方5番手で前方各馬を見ながらの競馬。後方5番手でじっくりと折り合いをつけるのはシンゼンカガとトーアローダンテ。2馬身以上空いて、後方2番手の位置でじっと我慢して脚を溜めるのはインマイブラッド。少し離れたしんがりにマーゴットレジーナがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ラヴェンデルが天賦のレースセンスを駆使した巧みな立ち回りで初白星を挙げる

先頭はパリコレジェンヌでリードは2馬身以上。単独の2番手にハリウッドメモリーが続く。その後ろ、ラヴェンデルが3番手。そのあと、アスターニルギリが4番手。そのすぐ後ろ、シドニーホバートが5番手。1馬身離れて、セイルロケットが6番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、2番手から抜け出したのは1番人気のハリウッドメモリー。そのまま押し切るかに思われたが、絶好位にいたラヴェンデルが強烈な末脚を爆発させてハリウッドメモリーを差し切ると、最後は3/4馬身の差をつけてトップでゴールに飛び込んだ。2着のハリウッドメモリーから半馬身差の3着には、逃げ粘ったパリコレジェンヌが入った。そこから2馬身半遅れた4着には、好位で直線を迎えたシドニーホバートが入線、さらに1馬身半差の5着には、後方3番手にいた15番人気のシンゼンカガが食い込み、さらにそこからハナ差の6着にはエイプリルインパリが入った。2番人気のセイルロケットは先行勢の後ろにいたがいいところなく7着に敗れた。