第20回 兵庫クイーンカップ

レース展開

グリージャが全馬を率いる形、その直後に続くハクサンアマゾネス

グリージャが逃げる恰好となり、リードを1馬身ほど確保して集団を引っ張っていく。単独の2番手にハクサンアマゾネスが続く。そのすぐ後ろ、アンティキティラとスマイルミーシャが3番手の好位につける。その1馬身後ろ、ソニンクヴァースとメイプルグレイスは中団前寄り。アヤは中団馬群のちょうど真ん中を追走。メイプルプリンは中団後方の位置取り。クレモナは後方4番手で虎視眈々と機をうかがう。後方3番手でジックリと折り合いに専念するのはクレウーサ。後方2番手の位置で力をタメるのはクリノメガミエース。しんがりにエイシンレミーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

兵庫クイーンC、ハクサンアマゾネスが古馬の底力を見せる様な堂々とした走りで勝利数を23に伸ばす

先頭はグリージャでリードは1馬身。単独の2番手にハクサンアマゾネスが続く。そのあと、アンティキティラが3番手。1馬身離れて、スマイルミーシャが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、2番手にいた2番人気のハクサンアマゾネスが異次元の末脚を弾けさせて突き抜け、最後は後続に3馬身の差をつけて勝利を収めた。2着には、先行勢の後ろの位置からシャープな伸び脚で驀進した1番人気のスマイルミーシャが続き、2着と2馬身半差の3着には、3番手の位置から天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したアンティキティラが入った。そこからハナ差遅れた4着には、後方2番手で直線を迎えたクリノメガミエースが入線した。