レース展開

スリングショットが馬群を引っ張る形、直後の2番手にサザンベルンとタイガーオスカーが取り付く

前に出たのはスリングショット。後続との差を1馬身ほど確保して馬群を引っ張っていく。2番手にサザンベルンとタイガーオスカーが並ぶ。その1馬身後ろ、トーセンスピネルは中団前め。スミセイアモーレは中団後方の位置取り。後方2番手の位置でじっとして脚を溜めるのはオーロラベルンとリトルセンチュリー。最後方にレディーブラントがいる隊列で最初のコーナーを通過。

冬の花賞、スミセイアモーレが途中から動いていくメリハリのあるレーススタイルで制す！

先頭はタイガーオスカーとトーセンスピネルでリードは1馬身。スミセイアモーレが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、単独で先頭に立った1番人気のトーセンスピネルが粘り続ける。そのまま押し切る態勢だったが、絶好位にいた2番人気のスミセイアモーレが鮮烈な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は後続に2馬身半の差をつけてトップでゴールを駆け抜けた。2着には、途中から先頭に立ったトーセンスピネルが続き、2着とアタマ差の3着には、中団後方の位置から長くいい脚を使ってゴールまで走り切った8番人気のリトルセンチュリーが入った。