ヴァーゴ賞

レース展開

エルモサミオが先陣を切る形、そのあとに続くトランジェント

エルモサミオが前に出て、後続との差を1馬身ほど確保して馬群を引っ張っていく。単独の2番手にトランジェントが続く。続いて、フォルツァとディヴァージオンが3番手の好位につける。その1馬身後ろ、ラブミーメアリーは中団前め。カルテメトレスは中団馬群の真ん中を追走。ソルベットは中団後方の位置。その直後、オペラアリアが8番手。その後ろ、アンブロジアーナが9番手。バズッチは後方4番手に待機して前方各馬の出方をうかがう。後方3番手で腰を落ち着けて折り合いをつけるのはユーヒナタ。後方2番手の位置でひっそりと脚を溜めるのはクイーンカトリーヌ。しんがりにパレスパートナーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ヴァーゴ賞、ソルベットが中団前目から鮮烈な末脚を爆発させて前の各馬をしっかりと交わす

先頭はエルモサミオでリードは1馬身。単独の2番手にトランジェントが続く。その直後、カルテメトレスが3番手。1馬身離れて、フォルツァが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、中団前目にいたソルベットが凄まじい末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は後続に1馬身1/4の差をつけて勝利を収めた。2着には、9番手の位置から素晴らしい伸びを見せたアンブロジアーナが続き、2着と1馬身差の3着には、逃げ粘ったエルモサミオが入った。そこから1馬身遅れた4着には、2番手で直線を迎えたトランジェントが入線した。1番人気のオペラアリアは中団後方にいたが見せ場なく10着に敗れた。