一般C2九十

レース展開

アザミが集団を引き連れる展開、直後の位置にジェームスが取り付く

ハナを奪ったのはアザミ。後続との差を1馬身ほどキープしてレースを進める。単独の2番手にジェームスが続く。その後ろ、ジュンノサップが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはキタサンボルト。その1馬身後ろ、コンフィテオールは中団前目。リンドグレンは中団馬群の丁度真ん中を追走。トモエタカは中団後方の位置。続いて、ヤマジュンヒバナが8番手。リリーエンプレスは後方4番手に待機して前方各馬をうかがいながらの競馬。後方3番手でジックリと折り合い重視で運ぶのはハクサンキングス。後方2番手の位置でじっとして脚をタメるのはシエスタキー。最後尾にアコルダールがいる隊列で最初のコーナーを通過。

キタサンボルトが古豪の意地を見せる様な力感に満ちた走りで圧倒的人気に応える

先頭はキタサンボルトでリードは1馬身。単独の2番手にアザミが続く。そのすぐ後ろ、ジェームスが3番手。1馬身離れて、リンドグレンが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、依然として先頭を走る1番人気のキタサンボルト。そのままキタサンボルトが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後はグイグイと追い迫ったリンドグレンを3/4馬身振り切り勝利を決めた。2着のリンドグレンから4馬身差の3着には、後方4番手の位置からキレのある末脚を披露した2番人気のアコルダールが入った。そこから1馬身遅れた4着には、8番手で直線を迎えたハクサンキングスが入線した。