第41回 エリザベス女王杯 (G1)

レース展開

プリメラアスールが馬群を引き連れる展開、2番手の位置にメイショウマンボとパールコードが続く

プリメラアスールが先頭に立つ形となり、後続との差を1馬身ほどキープして馬群を牽引。2番手にメイショウマンボとパールコードが並ぶ。そのあと、シングウィズジョイとシャルールが4番手の好位につける。その1馬身後ろ、マキシマムドパリは中団前寄り。ミッキークイーンは中団馬群のど真ん中を追走。マリアライトは中団後方の位置。そのすぐ後ろ、クイーンズリング、ヒルノマテーラ、プロレタリアトらが9番手。後方2番手の位置でじっと我慢して脚を溜めるのはタッチングスピーチ、シュンドルボン、アスカビレン。シンガリにデンコウアンジュがいる隊列で最初のコーナーを通過。

エリザベス女王杯、クイーンズリングがパワフルな末脚を弾けさせて中距離女王の称号を勝ち取る

先頭はプリメラアスールでリードは1馬身。単独の2番手にメイショウマンボが続く。そのあと、シングウィズジョイとパールコードが3番手。1馬身離れて、ミッキークイーンとシャルールが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、3番手から抜け出したのは12番人気のシングウィズジョイ。そのまま押し切るかに見えたが、中団前目にいたクイーンズリングが圧倒的な末脚を爆発させてシングウィズジョイを交わすと、最後はクビ差先着して勝利を手にした。2着のシングウィズジョイから1馬身1/4差の3着には、先行勢の後ろの位置から強靭な末脚を繰り出した2番人気のミッキークイーンが入った。そこから3/4馬身遅れた4着には、好位で直線を迎えたパールコードが入線、さらに1馬身1/4の5着には、逃げ粘ったプリメラアスールが食い込んだ。マリアライトシュンドルボンマリアライトとシュンドルボンの2頭が並んで6着同着となった。1番人気のマリアライトは中団前目にいたがあとひと押しが利かず6着に敗れた。