第26回 エリザベス女王杯 (G1)

レース展開

ヤマカツスズランが全馬を引き連れる展開、そのあとを進むタイキポーラ

ヤマカツスズランが端に立つ形となり、後続との差を1馬身ほど保って馬群を先導。単独の2番手にタイキポーラが続く。そのすぐ後ろ、テイエムオーシャンが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはスプリングチケットとポイントフラッグ。少し離れて、メジロサンドラは中団やや前。マイニングレディとティコティコタックは中団馬群のちょうど真ん中を併走。レディパステルとトゥザヴィクトリーは中団後方の位置。少し間隔を置いて、後方7番手でじっくりと折り合い重視で運ぶのはカリスマサンオペラ、マルカキャンディ、タフネススターら3頭。殿にローズバドとスリーローマンがいる隊列で最初のコーナーを通過。

エリザベス女王杯、トゥザヴィクトリーが直線の激しい争いをハナ差でモノにして中距離女王の称号を掴み取る

先頭はヤマカツスズランでリードは1馬身。単独の2番手にタイキポーラが続く。その少し後ろ、テイエムオーシャンが3番手。そのすぐ後ろ、ポイントフラッグが4番手。先行勢から少し離れたところにスプリングチケットとメジロサンドラが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、中団後方にいたトゥザヴィクトリーが鋭く末脚を伸ばして先頭に立ち、最後はグイグイと追い迫った2番人気のローズバドをハナ差で抑え込み勝利を物にした。2着のローズバドからハナ差の3着には、中団の位置から長くいい末脚でゴールまで頑張ったティコティコタックが入った。そこからクビ差遅れた4着には、同じく中団で直線を迎えたレディパステルが入線、さらにクビ差の5着には、絶好位にいた1番人気のテイエムオーシャンが食い込んだ。