一般C2三四

レース展開

シルヴェーヌが後続をリードする展開、その直後を追走するサンルイビル

シルヴェーヌが主導権を握り、リードを1馬身ほど確保してレースを進める。単独の2番手にサンルイビルが続く。その後ろ、ジャマイカムーンが3番手の絶好位につける。続いて、ケイジースワローは好位をキープ。先団後ろのポジションに付けたのはホッコーフウガ。その1馬身後ろ、エムザックヒーローは中団前目。エンパイヤアーサーは中団馬群の丁度真ん中を追走。ジューンソリドールは中団後方の位置取り。その直後、インノータイムが9番手。ミイダッシュは後方5番手に待機して前方各馬をうかがいながらの競馬。セーブルは後方4番手で前方各馬の動きを静観。後方3番手でじっくりと折り合いをつけるのはシャイガイ。後方2番手の位置で悠然と構えるのはヤマニンフィオッコ。どん尻にシンクリッチがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ジューンソリドールが中位から良い決め脚を見せて先行各馬を一気に捉える

先頭はシルヴェーヌでリードは1馬身。単独の2番手にサンルイビルが続く。その後ろ、ジャマイカムーンが3番手。そのすぐ後ろ、ケイジースワローが4番手。1馬身離れて、ホッコーフウガが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、6番手から抜け出したのは2番人気のエンパイヤアーサー。そのまま押し切る態勢だったが、中団にいたジューンソリドールが次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は後続に1馬身3/4の差をつけてトップでゴールに入った。2着には、中団前目の位置から鮮やかな伸び脚で驀進した2番人気のエンパイヤアーサーが続き、2着とクビ差の3着には、3番手の位置から力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったジャマイカムーンが入った。そこから3馬身遅れた4着には、9番手で直線を迎えたインノータイムが入線、さらに半馬身差の5着には、後方5番手にいたセーブルが食い込んだ。逃げた1番人気のシルヴェーヌは粘りを欠いて9着に敗れた。