第28回 京成杯 (G3)
- コース
- 中山芝1600m外右
- 開催
- 1回中山4日
- レース番号
- 11R
- 馬場状態
- 本賞金（万円）
- 3000,1200,750,450,300
- 付加賞（万円）
- 6.7,1.9,1.0
- 負担重量
- 別定
- クラス等区分
- 4歳オープン
- 条件
- (混合)
指数分析
直近5走の指数が最も高い馬
※海外と障害も含む直近5走のうち、国内で出走した距離が1500m以上の芝レースが対象。前走でベスト指数を更新した馬
※出走数が2走以下の馬は対象外。近走の指数が安定している馬
指数の上下幅（直近5走）
- コウチセンプー
- クリノジョオー
- イサオチャイルド
- トウショウマリオ
- クリノテイオー
- モガミファニー
- スーパーハイウェイ
- ファンシーグッズ
レース結果
着順
枠馬番
タイム
着差
馬名
性齢/馬体重増減
騎手
斤量
オッズ
人気
通過順位
上がり/前3F
調教師
馬主
ラップ分析
- ハロンタイム
- 12.2-11.2-11.3-11.4-12.0-12.8-11.9-12.6
レースペース
通過順位
- 2コーナー
- 3(1,4)(2,5,6)8,7
- 3コーナー
- 6(3,1)4,2,5-8=7
- 4コーナー
- 6,1,3(2,4)5,8=7
気象
- 天候
- 晴5.8℃
馬場速度
支持率（オッズをもとに概算）
単勝馬連| 単勝 | 1 | 150円 | |
|---|---|---|---|
| 複勝 | 1 | 110円 | |
| 3 | 150円 | ||
| 8 | 220円 | ||
| 枠連 | 1-8 | 1,280円 |
レース展開
スーパーハイウェイが集団をリードする展開、直後の位置にトウショウマリオとコウチセンプーが取り付く
スーパーハイウェイが果敢に端を奪い、後続との差を1馬身ほどキープしてレースを引っ張っていく。2番手にトウショウマリオとコウチセンプーが並ぶ。イサオチャイルド、クリノテイオー、クリノジョオーらは中団後方の位置。後方2番手の位置で脚をタメるのはモガミファニー。しんがりにファンシーグッズがいる隊列で最初のコーナーを通過。
京成杯、トウショウマリオが稟賦のレースセンスを駆使した巧妙な立ち回りで重賞初挑戦初制覇を成し遂げる
先頭はクリノジョオーでリードは1馬身。単独の2番手にトウショウマリオが続く。その後ろ、スーパーハイウェイが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。
直線コースに入って、2番手にいた1番人気のトウショウマリオが圧倒的な末脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は後続に3馬身半の差をつけてトップでゴールを走り抜けた。2着には、後方2番手の位置からものすごい伸び脚で驀進した6番人気のモガミファニーが続き、2着と半馬身差の3着には、3番手の位置から天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走したスーパーハイウェイが入った。2番人気のイサオチャイルドは中団後方にいたがいいところなく6着に敗れた。
簡易出走表
枠馬番性齢馬名
オッズ
騎手斤量調教師所属
馬体重
出走馬の個別分析
※クリックまたはタップで各項目に移動[1-2-0-0/3]厩舎：奥平真治美浦
牡3歳生産：藤正牧場
| 今回 | ベスト時 | |
|---|---|---|
| 1988年1月 | 時期 | 1987年12月(前走) |
| 中山芝1600m外右 | コース | 中山芝1600m外右 |
| - | 馬場状態 | 良/稍速 |
1番/8頭 | 馬番 | 2番/11頭 |
| - | 戦法 | 逃げ1-1-1 |
中5週休み明け | ローテ | 中15週休み明け |
| 450前走 | 馬体重 | 450+16 |
| 柴田政人 [1-2-0-0/3] | 騎手 | 柴田政人 [0-2-0-0/2] |
| 55.0kg | 斤量 | 54.0kg |
前走 87.12.05 芝1600m 中 山 良/稍速36.6 450kg1人 2ｹﾞｰﾄ11頭 柴田政人54.0 1-1-1 (ミスジュエリー) 1着-1.3 | 2走前 87.08.23 芝1200m 函 館 稍/極遅38.4 434kg1人 3ｹﾞｰﾄ6頭 柴田政人53.0 2-2 オンワードナンシー 2着0.7 | 3走前 87.08.09 芝1200m 函 館 不/極遅40.6 442kg2人 1ｹﾞｰﾄ7頭 柴田政人53.0 2-2 サッカーボーイ 2着1.5 | 4走前 |
[2-0-0-0/2]厩舎：境勝太郎美浦
牡3歳生産：田原橋本牧場
短評
キャリアの浅い馬なので、まだまだ良化の余地が残されており、これまで以上のパフォーマンスを発揮する可能性もあるが、気難しいところが出てしまうというパターンも大いにあり得る。現在2戦2勝、
| 今回 | ベスト時 | |
|---|---|---|
| 1988年1月 | 時期 | 1987年9月(2走前) |
| 中山芝1600m外右 | コース | 中山芝1600m外右 |
| - | 馬場状態 | 稍/極遅 |
2番/8頭 | 馬番 | 10番/14頭 |
| - | 戦法 | 先行3-1-1 |
中13週休み明け | ローテ | - |
| 442前走 | 馬体重 | 440 |
| 小島太 [2-0-0-0/2] | 騎手 | 小島太 (初騎乗) |
| 55.0kg | 斤量 | 53.0kg |
前走 87.10.10 芝1600m 東 京 良/稍遅 りんどう賞400万下 442kg1人 2ｹﾞｰﾄ10頭 小島太53.0 4-2 (コバノシルベスタ) 1着-0.6 | 2走前 87.09.20 芝1600m 中 山 稍/極遅37.7 440kg1人 10ｹﾞｰﾄ14頭 小島太53.0 3-1-1 (ビゼンツクバネ) 1着-1.2 | 3走前 | 4走前 |
[1-1-1-2/5]厩舎：尾形充弘美浦
牡3歳生産：社台フアーム
短評
不安定な面があり、なんとも掴みづらいタイプなだけに、当日人気を被っているようならば不発に終わるパターンも計算に入れておきたい。
| 今回 | ベスト時 | |
|---|---|---|
| 1988年1月 | 時期 | 1987年11月(2走前) |
| 中山芝1600m外右 | コース | 東京芝1400m左 |
| - | 馬場状態 | 良/極遅 |
3番/8頭 | 馬番 | 5番/9頭 |
| - | 戦法 | 差し4-2 |
中3週叩き2走目 | ローテ | 中4週叩き4走目 |
| 452前走 | 馬体重 | 4440 |
| 的場均 [1-0-1-1/3] | 騎手 | 柴田政人 (初騎乗) |
| 55.0kg | 斤量 | 54.0kg |
前走 87.12.20 芝1600m 中 山 良/稍遅35.9 朝日杯3歳SG1 452kg4人 3ｹﾞｰﾄ6頭 的場均54.0 3-4-3 サクラチヨノオー 5着0.6 | 2走前 87.11.15 芝1400m 東 京 良/極遅 京成杯3歳SG2 444kg5人 5ｹﾞｰﾄ9頭 柴田政人54.0 4-2 シノクロス 2着0.2 | 3走前 87.10.18 芝1400m 東 京 稍/稍速 アイビーSOP 444kg5人 3ｹﾞｰﾄ7頭 的場均53.0 2-2 スイートローザンヌ 3着0.6 | 4走前 87.09.27 芝1200m 函 館 重/極遅37.8 函館3歳SG3 448kg5人 11ｹﾞｰﾄ12頭 中舘英二53.0 3-2 ディクターランド 6着0.9 |
[2-1-0-1/4]厩舎：尾形盛次美浦
牡3歳生産：明成牧場
短評
400mの距離延長になるが、本質的にはもう少し短い距離の方が力を出せる馬なので、前回以上の走りは見込みにくい。1200mを超える距離は初出走。
| 今回 | ベスト時 | |
|---|---|---|
| 1988年1月 | 時期 | 1987年11月(3走前) |
| 中山芝1600m外右 | コース | 福島芝1000m右 |
| - | 馬場状態 | 良/極遅 |
4番/8頭 | 馬番 | 5番/6頭 |
| - | 戦法 | 逃げ1-1 |
中3週叩き5走目 | ローテ | 中2週叩き2走目 |
| 512前走 | 馬体重 | 498-4 |
| 増沢末夫 [2-1-0-1/4] | 騎手 | 増沢末夫 [0-1-0-0/1] |
| 55.0kg | 斤量 | 53.0kg |
前走 87.12.20 ダ1200m 中 山 良/速38.2 512kg1人 7ｹﾞｰﾄ8頭 増沢末夫54.0 1-1 (モガミポイント) 1着-0.2 | 2走前 87.11.22 芝1200m 福 島 良/極遅40.1 福島3歳SOP 500kg3人 10ｹﾞｰﾄ10頭 増沢末夫53.0 2-2 アイノマーチ 10着2.5 | 3走前 87.11.14 芝1000m 福 島 良/極遅35.2 498kg1人 5ｹﾞｰﾄ6頭 増沢末夫53.0 1-1 (リバルドクイン) 1着-1.6 | 4走前 87.11.01 芝1200m 福 島 良/極遅37.6 502kg2人 4ｹﾞｰﾄ8頭 増沢末夫53.0 1-1 フェアジャッジ 2着0.6 |
[2-1-2-1/6]厩舎：松山康久美浦
牡3歳生産：栗山牧場
短評
好不調の波がそれほどなく、致命的な不利さえなければきっちりと能力を発揮できるのがこの馬の取り柄といえるだろう。叩き3走目以上で芝コースを走るのは初めて。戦法が逃げか先行のときの芝コース成績[2-1-1-0/4]。
| 今回 | ベスト時 | |
|---|---|---|
| 1988年1月 | 時期 | 1987年12月(2走前) |
| 中山芝1600m外右 | コース | 中京芝1200m左 |
| - | 馬場状態 | 良/遅 |
5番/8頭 | 馬番 | 8番/13頭 |
| - | 戦法 | 先行2-2 |
中2週叩き3走目 | ローテ | 中7週休み明け |
| 440前走 | 馬体重 | 440+10 |
| 竹原啓二 [2-1-1-1/5] | 騎手 | 横山典弘 (初騎乗) |
| 55.0kg | 斤量 | 54.0kg |
前走 87.12.26 芝1600m 中 山 良/標準37.2 440kg2人 5ｹﾞｰﾄ11頭 竹原啓二54.0 4-2-3 (リンドホシ) 1着-0.2 | 2走前 87.12.12 芝1200m 中 京 良/遅 樅の木賞400万下 440kg2人 8ｹﾞｰﾄ13頭 横山典弘54.0 2-2 スリーリバティー 3着0.2 | 3走前 87.10.25 芝1700m 福 島 重/極遅38.1 きんもくせい特別400万下 430kg3人 11ｹﾞｰﾄ11頭 竹原啓二53.0 6-5-5-2 コバノシルベスタ 3着0.2 | 4走前 87.10.03 芝1600m 中 山 良/稍遅38.9 芙蓉特別OP 434kg3人 5ｹﾞｰﾄ9頭 竹原啓二53.0 5-5-6 サクラチヨノオー 5着0.9 |
[1-2-0-0/3]厩舎：吉野勇美浦
牝3歳生産：ユートピア牧場
短評
上位人気の一角を形成する一頭であることは明らかだが、最後のひと押しが足りない感があるのも確かで、今回は厩舎の力と騎手の立ち回りがモノを言う場面といえそうだ。
| 今回 | ベスト時 | |
|---|---|---|
| 1988年1月 | 時期 | 1987年11月(3走前) |
| 中山芝1600m外右 | コース | 東京芝1400m左 |
| - | 馬場状態 | 良/極遅 |
6番/8頭 | 馬番 | 7番/9頭 |
| - | 戦法 | 先行2-2 |
中3週叩き4走目 | ローテ | - |
| 484前走 | 馬体重 | 486 |
| 郷原洋行 [1-2-0-0/3] | 騎手 | 郷原洋行 (初騎乗) |
| 53.0kg | 斤量 | 53.0kg |
前走 87.12.20 芝1600m 中 山 良/稍遅36.9 484kg1人 5ｹﾞｰﾄ8頭 郷原洋行53.0 7-4-5 (ミスジュエリー) 1着-0.7 | 2走前 87.11.29 芝1400m 東 京 良/極遅 486kg1人 9ｹﾞｰﾄ10頭 郷原洋行53.0 2-2 ジムクイン 2着0.6 | 3走前 87.11.14 芝1400m 東 京 良/極遅 486kg1人 7ｹﾞｰﾄ9頭 郷原洋行53.0 2-2 モミジシンフォニー 2着0.1 | 4走前 |
[1-0-1-2/4]厩舎：矢野進美浦
牡3歳生産：社台フアーム
短評
400mの距離延長となるが、本質的にはもうちょっと短い距離の方が向く馬なので、前回以上のパフォーマンスを期待するのは酷だろう。1200mを超える距離は初出走。
| 今回 | ベスト時 | |
|---|---|---|
| 1988年1月 | 時期 | 1987年10月(前走) |
| 中山芝1600m外右 | コース | 福島芝1200m右 |
| - | 馬場状態 | 良/稍遅 |
7番/8頭 | 馬番 | 10番/10頭 |
| - | 戦法 | 先行3-2 |
中14週休み明け | ローテ | 中3週叩き4走目 |
| 430前走 | 馬体重 | 430-4 |
| 蛯名正義 [1-0-1-0/2] | 騎手 | 蛯名正義 [0-0-1-0/1] |
| 55.0kg | 斤量 | 50.0kg |
前走 87.10.03 芝1200m 福 島 良/稍遅36.8 430kg2人 10ｹﾞｰﾄ10頭 蛯名正義50.0 3-2 (グランドイエロー) 1着0.0 | 2走前 87.09.13 芝1200m 中 山 良/稍速37.1 434kg5人 6ｹﾞｰﾄ6頭 蛯名正義50.0 1-1 スーパークライム 3着1.3 | 3走前 87.08.15 芝1200m 函 館 良/極遅38.2 434kg10人 2ｹﾞｰﾄ13頭 根本康広53.0 9-8 パープルボーン 9着2.4 | 4走前 87.08.08 芝1000m 函 館 重/極遅37.9 430kg4人 4ｹﾞｰﾄ5頭 根本康広53.0 4-4 サクラチヨノオー 5着2.3 |
[2-0-1-3/6]厩舎：本郷一彦美浦
牡3歳生産：出口 俊一
短評
長い休みを挟まないローテでレースに出走し続けているゆえに上積みは望みにくく、身体面と精神面に対する不安がつきまとう状況だ。
| 今回 | ベスト時 | |
|---|---|---|
| 1988年1月 | 時期 | 1987年10月(3走前) |
| 中山芝1600m外右 | コース | 東京芝1600m左 |
| - | 馬場状態 | 不良/極遅 |
8番/8頭 | 馬番 | 7番/7頭 |
| - | 戦法 | 先行2-2 |
中4週叩き5走目 | ローテ | 中2週叩き2走目 |
| 500前走 | 馬体重 | 494+2 |
| 原昌久 [2-0-0-1/3] | 騎手 | 菅原泰夫 [0-0-0-1/1] |
| 55.0kg | 斤量 | 53.0kg |
前走 87.12.12 芝1600m 中 山 稍/遅37.1 寒菊賞400万下 500kg8人 11ｹﾞｰﾄ15頭 原昌久54.0 2-4-5 (キコウシ) 1着-0.1 | 2走前 87.11.29 ダ1600m 東 京 稍/遅 502kg1人 5ｹﾞｰﾄ7頭 菅原泰夫54.0 2-2 レイトンガール 4着1.0 | 3走前 87.10.31 芝1600m 東 京 不/極遅 いちょう特別OP 494kg4人 7ｹﾞｰﾄ7頭 菅原泰夫53.0 2-2 マイネルロジック 3着0.6 | 4走前 87.10.18 芝1400m 東 京 稍/稍速 アイビーSOP 492kg4人 5ｹﾞｰﾄ7頭 菅原泰夫53.0 2-2 スイートローザンヌ 5着1.0 |
全幅の信頼を置くにはやや心許ないが、能力の高さは疑いようがなく、当てることを第一に考えるのであれば買い目からは外せない一頭だと言えるだろう。